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銀行業界、不動産PF6兆4千億不良債権処理手続き開始　【朝鮮日報　biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2011/02/13/2011021300242.html

　国内銀行は1分期に、総6兆4000億ウォンに達する不動産プロジェクトファイナンシング(PF)不良債権処理
手続きを開始する。

　金融監督院は13日、‘国内銀行の2010年末不動産PF貸し出し現況および整理計画’を発表して、今年1分期
中に、国内銀行が保有する6兆4000億ウォン規模の不動産PF不良債権処理手続きを始める計画”と、明らか
にした。

　金融監督院の集計によれば、昨年末現在の国内銀行が保有する不動産PF不良債権は総6兆4000億ウォン、
不良債権比率は16.44%だ。これは9月末の7兆7000億ウォンと18.11%より多少改善されているが、1年前の2009
年末には、不動産PF不良債権残額が1兆2000億ウォン、不良債権比率が2.32%に過ぎなかったことと比較すると、
それぞれおよそ5倍と7倍増加した数値だ。

　このため昨年末、金融監督院と都市銀行は不動産PF不良債権を早期に処理するためのガイドラインを用意
して、不良PF事業場を事業進行状況によって▲土地確保段階▲許認可段階▲工事段階▲竣工段階▲その他の
5種類に分類した。

　銀行は各事業場の状況に合わせて、債権売却・担保土地売却などの短期処理方法や、事業推進・施工者
変更・割引分譲などの長期整理方法を選択して、不動産PF不良債権を処理する方針だ。金融監督院は国内
銀行が今年中に3兆6000億ウォン規模の不良債権処理を完了して、残りに対しては来年以降長期整理する
計画だと説明した。

　チェ・ソンイル金融監督院銀行健全経営チーム長は、“短期整理方式の償却と債権売却、担保土地売却は
ほとんど大部分が今年中に完了できるが、約2兆4000億ウォンの不良PF債権は、長期処理方式の継続事業
推進、施工者変更、割引分譲を通じて2012年以後に完了できる展望”と説明した。