【よかろう】谷垣自民党研究第22弾【あらゆる手段を行使しよう】
福岡県には4つの地方があります。北九州・福岡・筑後・筑豊
今までは筑豊が県議会議長ポストで残り三地方がバランスを取っていたのですね。
これは福岡県の成り立ちがちょっと特殊で、生え抜きが県知事にならないのは
三すくみ状態が解消されなかったからです。
ところが、福岡と北九州で有力議員が落ち、パワーバランスが崩れた。
県連会長が県議なのもそれが理由です。古賀誠は選対本部長だったので
県連会長にはならず、麻生も外相・総理でしたから。
で、添田町(まあいわゆるDeep筑豊)町長、県会副議長が収賄で挙げられ、
現職の麻生渡知事は今期で引退することになった。
福岡の亀井光がむちゃくちゃにした前例があるので、今回も中央官庁から
役人を知事にすえようとしたのが麻生太郎氏をはじめとする筑豊のバランサー連中。
ところが、他県で言う「上がり」のポストが無いので不満な県議さんたちが
古賀誠を担いで別の人を擁立。現在水面下で調整中のさなか、福岡の太田誠一が
政界引退を突然表明(前日お会いしていたんだけど億尾にも出されなかった)
ますます混沌としつつもとりあえず一本化の方向で。反筑豊感情も多分にある。
第三者を担ぐ、というところが落としどころかと思うけど。