キム・ソクトン"2030年代には世界7代国家進入" 【聯合ニュース 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20110123/34309057/1 キム・ソクトン金融委員長は、"大韓民国は2030年代初めになれば世界7大経済大国になるだろう"と展望した。
キム委員長は21日、出入り記者らを対象にした'大韓民国経済と韓民族のDNA'をテーマに実施した講演で、
"2020年にイタリアを抜いて10位圏に進入して、2032年にはドイツを超えて7大経済大国に浮上するだろう"と
話した。しかしキム委員長は、"私たちがじっとしていてもそうなるという意味ではない"として、1960年代以後の
国内総生産(GDP)、輸出、海外建設、スポーツなど全分野にわたる飛躍的発展の姿を紹介した後、"過去50
年間我が国がしてきたようにすれば良いという意味"と強調した。
彼は発展の原動力を人材、技術、資本、選択・集中の戦略を韓国人のDNAに選び、特に韓国人のDNAを
騎馬遊牧民族と結びつけた。彼は"騎馬遊牧民族は厳しい自然の中でしぶとく生き残った民族であり、順に
ユーラシアを制覇した"として、"こうしたDNAが潜在する大韓民国の国民は一言で勇敢で賢い"と評価した。
膨大な資料を提示するなど、歴史講義を彷彿させたこの日の講演では、韓国の起源である古朝鮮について
"韓民族は神話でなく実在した古朝鮮を通じて、東アジアで最初であり最強の国家を建設した"として、"当時
中国と古朝鮮は常に戦争と戦闘の関係にあり、古朝鮮が圧倒的な優位にあった関係であった"と主張した。
キム委員長は、中国が1983〜1985年に渤海湾近隣で大規模遺跡を発見したが、これがすぐに古朝鮮が
たてた紅山(?)文化だったと強調して、中国が推進してきた東北工程に対しても批判的見解を語った。紅山
文化が中国の黄河文明より2千年はやいという事実があらわれると、すぐに中原中心論に打撃を受けることを
憂慮した中国が、悩んだ末に紅山文化を含めて、自身の国境内に存在する文物は全て中国の歴史だという
方法で東北工程を推進したということだ。
彼は"過去中国は騎馬遊牧民族に攻め込まれもしたが、門を開けて異民族と協力する過程で強大になった"
として、"日本も明治維新以後国外に出て交流して協力したので、恐ろしいほど成長した"と話した。彼は"韓国は
古朝鮮以後、中国や日本とは逆に韓半島に降りてきて矮小になり、鎖国という話まで出てくる程閉鎖化された"
として、"私たちの未来は過去50年のように、対外交流と協力にあって変わる環境に適応するところにある"と
強調した。
また"金融強国を作るとしても、案にだけ留まっていれば何もできない"として、"金融を未来の核心産業へ
育てるという夢を実現するために、小さい踏み石を置く作業をしたい"と話した。