ここにも越冬つらめが
隔離生活18日、“つらいのは衣食住でなく恐怖” 【江原日報 東亜日報】
http://localen.donga.com/News_List/Gangwon/3/0202/20110108/33796853/1&top=1 韓牛試験場・畜産技術研究センター職員の隔離生活でストレス激しく
道内で口蹄疫が発生して以来、出退勤が禁止された国立畜産科学院大関嶺(テグァルリョン)韓牛試験場と、畜産技術
研究センターの職員が、すでに18日間事務室で寝泊りしている。
国立畜産科学院大関嶺韓牛試験場は、大関嶺で口蹄疫疑い申告が受け付けられた昨年12月21日から、外部と徹底
的に隔離された生活を続けている。出退勤禁止令が下された韓牛試験場職員60人余りは、去年秋に漬けた越冬用キム
チをおかずにして食事を解決している。副食は出退勤統制時に外部で作業をしていて、試験場に入ってこれないまま防疫
活動を行っている職員を通じて届けられ、試験場正門での消毒を済ませ一日後に搬入される。
特に隔離生活が半月以上続いていることで、職員が受けるストレスも激しくなっている。国内最高の韓牛生産地に位置
する江原道(カンウォンド)畜産技術研究センターも事情は同様で、職員27人は昨年12月22日から隔離生活を送っている。
宿直室以外にはスペースがないことから、男性職員は事務室を改造して、マットや発泡スチロールを敷いて生活している。
副食は近隣マートへ注文すると、センターの外部にある道路で受け取り、消毒薬で消毒後に水で洗浄していて、大部分は
ラーメンとキムチで解決している。さらに10人余りの職員はインフルエンザの症状を見せているが、病院に行けないまま、
近隣保健所の協力を受けて電話で症状を説明した後、規定に基づいて処方された薬を渡されて服用中だ。
洪城(ホンソン)区国立畜産科学院韓牛試験場長は、“今一番つらいのは衣食住ではなく恐怖”としながら、“徹底した
防疫にもかかわらず口蹄疫が発生するならば、国民的な信頼を失うほかはないという点を職員らが最も憂慮している”と
した。引き続き“口蹄疫が何の問題もなく終われば、一番最初に職員らと共に焼酎を一杯やりたい”と話した。