[Why] Kopino(Korean + Filipinoの合成語) 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/01/07/2011010701217.html?Dep1=news&Dep2=headline1&Dep3=h1_02 韓国男性とフィリピン女性の間に生まれた子供推定1万人
語学研修・留学生、現地女性とつきあって身ごもれば韓国へ高飛び
フィリピン、マニラシティの遊興酒屋で働くキャサリン(22)は、一人で子供を育てている。子供の父は'チャールズ'という
韓国人。キャサリンは"2年前デパートで働いているとき、語学研修生としてマニラに来ていたチャールズと出会い、4ヶ月
同居して子供を持った"と話した。妊娠の事実を伝えるとすぐにチャールズは"子供の父親が私なのか、どうして分かるか"
と一方的に連絡を断った。キャサリンが知っているのは実名なのかニックネームかすらわからない、'チャールズ'という
名前と、つながらない彼の携帯電話番号だけだ。突然'シングルマザー'になったキャサリンは、増えた生活費をまかなう
ために、昨年夏から韓国式遊興酒屋の'K-TV'で働き始めた。
'兄さん'、'アンニョン'、'愛している'など基礎水準の韓国語を駆使するナイス(23・カフェ職員)。彼女は韓国語で"韓国の
男には'ゴミ'が多いです"といった。ナイスも二才になった子供を育てている。自分の好きな韓流歌手レイン(ピ)と似ていた
同年齢の韓国人'キム'と、つきあって妊娠したといった。ナイスは"どうせ結婚まで望んではいないが、子供持ったという
話に逃げるように韓国に帰ったキムが、本当に憎い"と話した。
コピーノ(Kopino)が幾何級数的に増えている。コリアン(Korean)とフィリピーノ(Filipino)の合成語で、語学研修や観光に
訪れた韓国男性と現地フィリピン女性の間で生まれた子供をいう。7〜8年前は1000人ほどだと把握されていたコピーノは、
今は1万人を上回ると予測される。ベトナムで社会問題化し'ライタイハン'から40年が過ぎた今、フィリピンで'コピーノ'として
再現されている。婚姻を通じて正常な家庭で育つならば何ら問題がないが、大部分のコピーノノ父親は韓国に帰ってし
まったまま、フィリピン母子家庭の下で厳しい生活を送っている。
それならコピーノを作った韓国男性は誰であろうか。フィリピンへ語学研修や留学で訪れた20代の学生が、90%程度を
占めるという。ここに観光や事業のため立ち寄った一部男性も'コピーノパパ'隊列に合流している。フィリピン韓人会が
把握した移民庁資料によれば、過去一年間にフィリピンを訪れた韓国人は60万人で、このうち15万人が語学研修や留学で
訪れた学生だと把握されている。しかしこれは小・中学生と女子学生を含む数字で、10代後半〜20代半ばの男子学生の
数字は具体的に把握されないまま、数万人と推定されるだけだ。米国の半分の費用で英語を習うことができるという理由で
2000年代初期から、フィリピン語学研修生が急増している。
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