獣医師'殺処分できない'、辞表・休職申請相次ぐ 【ニューシス 朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/01/09/2011010900231.html?Dep1=news&Dep2=headline1&Dep3=h1_11 口蹄疫殺処分作業に動員された獣医師らが、相次いで辞表や休職申込書を提出して、京畿道(キョンギド)が非常
事態になった。
9日道によれば、京畿道畜産衛生研究所などに勤務中の獣医師は全80人いる。しかし、先月15日に道内で口蹄疫が
最初に発生した漣川(ヨンチョン)から、3週間以上殺処分に動員されたことで、精神的衝撃に勝つことが出来ない獣医
師の離職と休職要求が続出している。
現在、離職を理由に辞意を表わしたり出産を操り上げて休職を申請した獣医師は、10人余りに至っている。この全員が
辞職したり休職することになれば、口蹄疫殺処分作業に大きく支障があると見て、人事を保留したまま職務を続けるよう、
説得作業を始めている。
道関係者は"獣医師らが牛、豚などを殺処分で体験した衝撃に勝つことができず、辞意や休職を要求する場合が多い"
として、"普段より2倍以上辞意や休職の意志が多い"と話した。この関係者は"出産予定の女性獣医師は、休職を操り
上げてくれと言う要求が多い"として、"結局来月に獣医師補充公告を出すことに決めた"と明らかにした。
道はこれに伴い、10人余りの獣医師を来月中補充する予定だ。欠員(1人)と離職者(4人)にくわえ、過度な業務量などを
勘案して獣医師を増やすことにしたのだ。しかし獣医師をさらに補充することになれば、休職者の復帰時に定員をオー
バーする可能性があり、人事運用に困難が予想される。