口蹄疫‘2次被害’可視化…‘きまり悪い特需’も 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Society/3/03/20110109/33805410/1 コプチャンジプやスンデグク、パプチプの材料なくて休業
屠殺場の営業損失一日7〜8億
生石灰生産量60tからで500t
人材市場"殺処分要員いなくい、送ってくれ"
口蹄疫波動がなかなか沈静の兆しを見せないまま長期化していて、材料が供給されないためにコプチャンジプやスン
デグク、パプチプ店が営業を止めるなど、関連業種の'2次被害'が表面化している。反面、口蹄疫遮断防疫や殺処分作業
時に消毒剤として使われる生石灰生産業者と、冬季オフシーズンの人材市場は防疫や殺処分現場の人材不足で'きまり
悪い特需'を享受している。
◇屠殺場、精肉業界、飲食店..'2次被害'はっきり
江原(カンウォン)道内で口蹄疫が10市郡26農家に拡大した中で、殺処分対象家畜は道内偶蹄類家畜72万1千160頭の
20.8%に該当する260農家15万513頭を超えた。このように地域の畜産基盤が根底から揺れて、屠殺場、精肉業界、飲食
店など関係産業も危機を迎えている。
道内5ヶ所の屠殺場は、口蹄疫感染の憂慮から昨年末に全て暫定閉鎖されたが、正月を控えて畜産物の供給不足を
憂慮する声が高まったことから、原州(ウォンジュ)、洪川(ホンチョン)、平昌(ピョンチャン)の3屠殺場を再開場した。
しかし畜産農家の出荷物量自体が急減したうえに、口蹄疫拡散の憂慮から正常稼働はなされないでいる。特に道内屠殺
物量の75%を占める江原LPCの場合、口蹄疫事態以前は1日平均150頭余りの牛と3千200頭余りの豚を屠殺していたが、
現在は一日せいぜい70〜80頭を屠殺する程度だ。一日平均280人余りの職員が忙しく動いた昨年正月の忙しさと比べると、
現在は30人余りの職員だけが最小限の作業をしている状態だ。この屠殺場のパク常務は、"口蹄疫事態で営業損失が
一日平均7億〜8億ウォンずつ雪だるまのように増えて、経営を圧迫している"として、"屠殺制限は多少緩和されたが試行
移動制限措置は相変わらずなので、正常稼働までは相当な時間が必要だ"と話した。
屠殺物量減少と移動制限措置の長期化によって、畜産物供給が大幅に減り、道内各精肉業界と飲食店も直接的な
打撃を受けている。さらに口蹄疫予防ワクチンに対する漠然とした不信まで広がって、消費萎縮が現実化されている。
6日横城(フェンソン)地域あるコッチャン飲食店は、開店後初めて物量がなくて平日に店を閉めた。豚の内蔵でスンデク
クパプを作ったている別の飲食店でも、材料供給がまともになされないため臨時休業に入った。
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>>503 つづきです
'火鉢焼き'で有名な洪川郡(ホンチョングン)サンオアンリのヤンジマル飲食店でも、口蹄疫の影響で例年より30%以上
お客が急減した。飲食店の事業主らは"口蹄疫以後お客さんが大幅に減って、人件費と材料費で赤字だ"として、"今は
物量確保も容易ではない状況なのに加え、さらに苦しいのは口蹄疫事態の終わりが見られないことだ"と吐露した。
この他飼料工場では、道内全偶蹄類家畜の5頭に1頭が殺処分されて空っぽの畜舎が増えたことから、供給量急減など
で危機感が漂っている。
◇生石灰生産、人材市場で時ならぬ'特需'、'口蹄疫バイト'自動検索語に
反面口蹄疫遮断防疫の消毒剤として使われる生石灰生産工場は、24時間をフル稼働しても注文に間に合わないほど、
特需を享受している。特に全国各地へ生石灰を納品する原州(ウォンジュ)地域T化学は、通常一日平均60tほどを生産
していたが、口蹄疫事態以後生産量の8.3倍の500tを生産・供給している。それでも口蹄疫が全国大部分の地域に広がった
ことで、生石灰生産原料の石灰石不足で供給に支障がでるほどだ。
キム・ソンジュ営業室長は"昨年初めに京畿(キョンギ)地域を襲った口蹄疫波動で、一年間がどのようにすぎたのか
分からないほど生石灰注文が殺到した"として、"しかし石灰石原料自体が不足していて、高価な加工原料で生石灰を
生産しているので、思ったほど売り上げ利益を得られずにいる"と話した。
これと共に口蹄疫殺処分がますます増加していることで、人材市場も時ならぬ好況をむかえている。横城と原州など
道内口蹄疫主発生地域で、殺処分作業に動員された人員は一日平均300人余りに達していて、80%以上を人材市場など
外部人材に依存している。横城のJ人材は"口蹄疫発生以後は、ほとんど毎日殺処分要員を送ってくれという官公庁の
要請を受けているが、人がいなくて送れないほど"と話した。
この他に口蹄疫防疫が長期化していることで、一部のタクシー運転手は休日を活用して防疫活動に乗り出すかと思えば、
学生の場合、ファーストフード店アルバイトより日当が高い遮断防疫アルバイトに注目している。ある学生は"ポータル
サイトでは、'口蹄疫バイト'が自動検索語に登録されるほど、学生たちの間で人気を呼んでいる"として、"厳しい寒さで
身体的にはつらいことだが、畜産農家の痛みを少しでも近くで感じて慰めようと積極的にでる友人も多い"と話した。
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