口蹄疫・AI疑い申告相次ぐ 【アジア経済 東亜エコノミー】
http://economy.donga.com/total/3/01/20110108/33799050/1 口蹄疫が仁川(インチョン)、京畿(キョンギ)、江原(カンウォン)、忠北(チュンブク)、忠南(チュンナム)、慶北
(キョンブク)など6市・道に広がっている中で、忠清(チュンチョン)と湖南(ホナム)地域を中心に発生した鳥インフル
エンザ(AI)でも、疑い申告が相次いでいる。
8日農林水産食品部によれば、昨年11月末に慶北安東(アンドン)で始まった口蹄疫により、殺処分・埋没対象
家畜は現在3185農家、117万2538頭と集計された。殺処分・埋没対象になった家畜は牛が2525農場の9万9846頭、
豚は501農場の106万9335頭、ヤギは109農場の2523匹、鹿は50農場の834匹だ。殺処分などにともなう国庫支出
だけでも、すでに1兆1000億ウォン台に肉迫している。
政府は口蹄疫家畜の埋没のために、公務員6400人、軍人5800人、警察2000人、消防公務員2000人、掘削機420
台を投じている状態だが、口蹄疫が全国的に拡大していることから、人材、装備、医薬品の不足によって、あちこちで
防疫作業に支障をきたしている。
政府は口蹄疫拡散を防ぐために、昨年12月25日からソウルなど7市・道、62市・郡の5万6493農場、132万6778頭に
対して予防ワクチンを接種した。予防ワクチン注射も接種対象が牛だけで120万830頭に増えて、母豚21万匹にも
接種することから需給が非常事態になり、日本から20万頭分の予防ワクチンを輸入することにした。政府は全800万
頭分のワクチンを確保する方針だ。
こうした中、この日京畿道(キョンギド)の平沢市(ピョンテクシ)古徳面(コドクミョン)、龍仁市(ヨンインシ)白岩面
(ペガムミョン)、安城市(アンソンシ)一竹面(イルチュンミョン)の豚農場で口蹄疫が追加で発生し、江原(カンウォン)
対話(?)郡大関嶺面(テグァルリョンミョン)の韓牛・乳牛の農場で疑い申告が入ってきた。
7日に届けがあった京畿利川(イチョン)(豚)、江原鉄原(チョルウォン)(豚)、慶北浦項(ポハン)(韓牛)の3ヶ所の疑い
申告は陽性、忠北(チュンブク)槐山(クェサン)(豚)、鎮川(ジンチョン)(韓牛)の2ヶ所の疑い申告は陰性と判明した。
これと別に忠南天安(チョナン)、全北(チョンブク)益山(イクサン)に続き、7日全南(チョンナム)霊岩(ヨンアム)肉用
鴨農場でもAIが発生した。全南でAIが発生したの2008年から2年ぶりだ。しかし、すでにAIが発生している天安と霊岩
以外の地域をはじめとして、全南求礼(クレ)、咸平(ハムピョン)、羅州(ナジュ)など、忠南と全南の12ヶ所で疑い申告が
相次いでいて、これまで16件が受け取られたうち3件がAIと判定された。