性暴行被害女性3年間で2倍以上↑… ‘安全地帯はない’
女性1000人当り強姦・強姦未遂2.2人→ 5.1人
文化日報|カン・ボドゥル記者|入力2010.12.28 14:01
http://media.daum.net/society/view.html?cateid=1067&newsid=20101228140126866&p=munhwa 強姦・強姦未遂被害にあった成人女性が、2006年の1000人当り2.2人から2009年には5.1人と2倍以上に大きく増えるなど、性暴行
の被害率はかなりの増加傾向を見せた。 児童・青少年と障害者などへの性暴行被害率は、成人女性より高く性暴行脆弱集団と
確認された。 昨年から'チョ・ドゥスン事件'、'キム・スチョル事件'等の児童を相手にした残酷な性暴行が相次いだ事で、成人男女
の5人中3人は"16才未満への児童・青少年対象の性犯罪者の処罰を強化しなければならない"と考えていることが明らかになった。
◆成人女性1000人当り強姦・強姦未遂被害率2.2人→5.1人=女性家族部が、今年5〜12月の全国の19才以上の成人女性1583人を
対象に性暴行被害を調査した結果、1000人当りの2009年の性暴行被害者は、強姦・強姦未遂5.1人、深刻なセクハラ20.6人、軽い
セクハラ32.8人と現れた。 セクハラは24.2人、卑猥な電話271.1人、性器露出27.5人、ストーキング9.8人だった。 これは2006年の
強姦・強姦未遂2.2人、深刻なセクハラ4.7人、軽いセクハラ24.6人、セクハラ11.2人、卑猥な電話19.2人と比較し、すべての部門で
大きく増えた数値だ。
女性家族部の関係者は"実際に発生件数も増加したが、性暴行の被害が自身のあやまちでないとの認識が広がった事で、
アンケート調査に率直に応対する女性が多くなった事により、急増したと分析される"と説明した。 性暴行に対する認識の変化は
申告率の上昇につながって、強姦・強姦未遂被害者の中で警察に申告した比率も2006年の7.1%から2009年には12.3%に増えた。
◆女児童・青少年は軽いセクハラ・セクハラ被害にさらに多く露出=去る10月の全国小学校の5・6学年と中・高校の女子学生472人を
対象に調査した結果、強姦と激しいセクハラを除いた全種類の性暴行被害比率が、成人女性より高かった。 2009年の調査対象者
の13.6%は軽いセクハラ、9.7%はセクハラにあったことがあった。 成人女性の場合、この比率は各々3.3%、2.4%であった。
女性障害者への性暴行被害率も、強姦0.7%、強姦未遂0.7%で成人女性(0.2%、0.4%)に比べて高かった。 特に精神的障害女性が他の
類型の障害女性より被害をさらに受けている事が明らかになった。 精神的障害女性の強姦被害率は1.0%、セクハラは5.2%で外部
身体機能障害女性(0.2%、3.3%)に比べて高かった。
◆"児童・青少年対象の性犯罪者の処罰を強化しなければ"='16才未満への児童・青少年への強姦犯に対する性衝動'関連認識
調査で、成人男女2200人中61.0%は"さらに強力な処罰が必要だ"と答えた。 飲酒状態で性犯罪を行った犯人を、飲酒を理由に刑を
軽減することに対しては、否定的応答が多かった。 48.6%は"飲酒を理由に処罰が弱まってはいけない"、46.4%はかえって"重い
処罰をしなければならない"と答えた。 "現在の処罰の程度に問題がない"という応答は5.0%に過ぎなかった。