貸金業の市場規模が5年間で143%急増 【聯合ニュース 東亜経済】
http://economy.donga.com/total/3/01/20101219/33374846/1 業者平均収入も84%増加
業者の65%がソウルに、収入は95%と偏重深刻
'殺人的な高金利'として世論の批判を受けている貸金業者の全体収入が、最近5年間で143%も急増して、個別
企業の平均収入も84%増加するなど、'好況'を享受していると集計された。貸金業者のこのような短期急成長は、
利用者の'庶民の犠牲'を土台にしているという点で、苦々しさを残している。
19日国税庁によれば、2009年を基準として法人税申告書に主な業種を貸金業として登録した業者は598社あり、
これらの総収入金額は2兆501億ウォンと把握された。地域別ではソウルに全体の65%である386社が位置していて、
収入は1兆9千486億ウォンを占めて全体の95%に達しているなど、偏重が激しかった。
2005年の場合、453社で8千454億ウォンの収入を上げていたことと比較すると、5年間で貸金業者は32%(145社)
増加したが、全体収入は143%(1兆2千47億ウォン)と大きく膨らんだ。個別企業の平均収入も2005年の18億6千
600万ウォンから、2009年には34億2千800万ウォンへ84%も増加した。
貸金業界は特に、国内外的に経済的困難が始まった2007年と2008年に大きく成長して、以後米国発金融危機の
余波による景気低迷にも影響を受けず、持続的に規模を拡大していたことが分かった。2006年の場合、493社で
1兆80億ウォンの収入を上げて、初めて'収入1兆ウォン時代'を開き、2007年には533社で1兆6千473億ウォンの
収入を記録、1年で市場規模を60%も拡大した。
金融危機が押し寄せてきた2008年には、581社が2兆199億ウォンの収入を上げて大きく成長したし、2009年には
598社が史上最大の2兆501億ウォンの収入を記録した。
しかしこのような統計は、貸金業者が自ら明らかにした法人税申告内訳を土台をしているという点から、一部企業
等の所得申告脱落および不誠実申告などを勘案すれば、貸金業者の実際の収入はこれよりはるかに多いという
主張も出てきている。