コスピ2,000秒読みで来年の展望… 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20101212/33242238/1 http://news.donga.com/IMAGE/2010/12/12/33242552.1.edit.jpg http://news.donga.com/IMAGE/2010/12/12/33242557.1.jpg 期待感に‘借金投資’急増
コスピ2,000時代が3年ぶりにまた近づいているという観測が広がっていることで、借金をして株式投資をしようとする
個人投資家が急増している。証券会社から金を借りて株式を買う信用融資は、10月以後のコスピ市場でずっと4兆
ウォンを越えていて、歴代最高値に近づいている。
12日韓国取引所によれば、9日現在コスピ信用融資は4兆3102億ウォンを見せた。これは11月末と比較すると1314億
ウォン増えた数値で、コスピが2,000に向けた上昇を見せた2007年6月末に記録した4兆4569億ウォン以後、最も高い。
2007年に3兆ウォン台を維持していた信用融資残額は、2008年下半期の世界金融危機で別名‘あき缶口座’が続出
して、一時1兆ウォンを割り込むこともあったが、今年1月末に3兆3398億ウォン台に増えた以後、粘り強い増加傾向を
見せている。9日に年内最高値を更新して1,988.96で締め切ったコスピは、10日は2.82ポイント下がって落胆させたが、
すでに2,000突破の秒読みに入った状態なので、信用融資規模はより一層増えると展望される。
個人投資家が借金をしてでも株式投資に先を争って出るのは、単純にコスピが2,000高地再奪還を目前に置いている
ためだけではない。しっかりした企業実績展望値を根拠にして、今回の証券市場ラリーがバブルでないという専門家の
楽観的な分析が相次いでいることも、影響を及ぼしている。
証券情報提供業者のエフアンドガイドによれば、証券会社が今年4分期および来年度展望値を出した513の上場企業を
分析した結果、今年これらの企業の予想売上額合計は1106兆4048億ウォン、予想営業利益総額は93兆4076億ウォンに
達することが明らかになった。昨年の売り上げ総額と営業利益総額に比べてそれぞれ15.18%と50.18%増加している。来
年には今年より各9.32%と18.63%増加した、1209兆5312億ウォンの売り上げと110兆8111億ウォンの営業利益を上げると
展望される。
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実績で裏付けられているだけに、証券会社が出した来年の指数展望も今年よりはるかに良い。国内26証券会社の来年
コスピ目標指数平均は2,397線で、一部では2,800まで見通している。ゴールドマンサックスが2,700、UBSが2,500など、
外国系証券会社も高い展望値を提示している。
一部では、市場に新規流入する個人投資資金が大きく増えていない状況で、信用融資だけが増加していることに対して
憂慮している。個人の株式投資の待機性資金と見ることができる顧客預託金は、9日現在14兆4739億ウォンで、11月の
15兆ウォン台などと比較しても、指数が上昇しているにもかかわらず逆に減っている。
カン・ヒョンチョル ウリ投資証券投資戦略チーム長は、“年末のコスピ上昇は来年の証券市場期待値を先に反映する
性格が濃厚で、確実なシグナルを確認しようとするならば、来年1分期を過たころになると見られる”として、“対外的な
期待値で2,000を突破することはできるが、そのような場合、年末年初の市場がもう少し不安定になる可能性を念頭に
置いて、信用融資を通した株式投資をしなければならないだろう”と話した。
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