中国のメラミン行動家、病気保釈で解放されるようだ
明報"早ければ26日に病気保釈"..弁護人"まだ便りを受けられなくて"
2010/12/26 11:54送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/12/26/0200000000AKR20101226023800074.HTML (香港=聯合ニュース)チョン・ジェヨン特派員= 'メラミン粉ミルク'被害者の両親たちの代表として、活動してきた中国の
社会運動の趙連海(チャオレナイ.38)が早ければ26日に病気保釈(保外就医)で解放されると香港の明報が報道した。
明報は"全国人民代表大会(全人大)の香港出身代表の中で、最小限3人がクリスマスの25日に北京消息筋から、
趙連海が早ければ26日中に病気保釈で解放されるという便りを伝え聞いた"と明らかにした。しかし趙連海の弁護士の
李方平は、まだそのような便りを伝達されていないと明らかにした。
趙連海は2008年に子供6人が犠牲になり、30万人が被害をこうむったメラミン粉ミルク波動が起きると、すぐに被害者
家族団体を結成して中国当局に被害補償などを要求してきた'メラミン粉ミルク被害者の英雄'と呼ばれる社会運動家だ。
彼の5才の息子もメラミン粉ミルクの被害者だ。
趙連海は昨年末'社会不安助長疑惑'で逮捕され、今年の11月10日に北京大興区人民裁判所から懲役2年6ヶ月の実刑を
宣告されて服役中であり、健康状態が良くないと伝えられた。
趙連海に対して実刑が宣告されると、香港を中心に釈放嘆願運動が荒々しく起きている。香港では香港の独自性と民主
主義を強調する凡民周派だけでなく、中国との関係を重視する親中派の人々まで趙連海に対する実刑宣告が不当だとし、
釈放運動に加勢している状況だ。
先月には全人大の香港出身代表28人が、趙連海の釈放を要求する請願書に署名することもした。中国でも広東省で発行
される時事週刊誌の時代周報が、最近に趙連海を'中国の影響力ある100人'の中の1人に選定し、波紋が生じることもあった。
毎週3万部ほど出版される時代週報に問題の内容が含まれた事実があらわれると、すぐに中国言論当局は市中に配布
された雑誌を回収するなど、一時騒動が醸し出した。