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さらに寒い冬…景気先行指数10のうち9に‘マイナス赤信号’ 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/3/01/20101204/33063007/1 http://news.donga.com/IMAGE/2010/12/04/33063003.2.jpg 建設業界“来年事業目標に着手できない”
機械業界“入札件数増えると思ったが受注心配”
中堅建設業者A社は年末になっても、確実に決まった新年度計画がない。毎年投資計画の大部分を占めていた不動
産プロジェクトファイナンシング(PF)は、最初から見ることもない。銀行がPF不良を憂慮して、保証により一層慎重になっ
て、これまでも厳しかった受注の道が事実上行き詰ってしまった。この会社の関係者は、“一部では景気がちょっと良く
なっているというが、大企業以外では簡単に好転しないようだ”と話した。
別の建設業者B社も、来年度の受注目標を確定させられずにいる。来年は公共機関などの発注が大きく減るだろうと
いうニュースが、頻繁に聞こえているためだ。枯れてしまった民間部門の代わりに官公庁の物量にすがっているが、これ
すらも今年の初めに急減してからというもの、改善される兆しが見られない。この会社では、来年の受注目標は例年
水準を下回ると見ている。
今年の韓国経済は成長率6%台を無難に達成すると見られているが、企業現場ではすでに景気鈍化に対する危機感が
大きくなっている。
○ ‘赤信号’5ヶ月ぶりに2倍以上増加
韓国経済の将来をあらかじめ見せる先行総合指数でも、景気鈍化を知らせる赤信号が急増している。先行総合指数を
構成する10の指標のうち、10月建設受注額は9月より29%も減った。指標で最も大きい減少幅だ。
建設景気の沈滞は昨日今日のことではないが、建設だけでなくあちこちで景気鈍化信号が急増していることが問題だ。
先行総合指数の10ある構成指標で、マイナスを見せた指標は5月は4つに過ぎなかったが、10月に入って9に増えた。
コスピ以外のすべての指標がマイナスに転じたのだ。ファン・インソン三星経済研究所常務は、“先行指数は約6ヶ月先の
景気を見せるが、最近10ヶ月間で悪化が進んでいる"として、“景気が相当期間鈍化するものと見られる”と話した。
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企業一線でも赤信号を体感する雰囲気だ。イム・サンヒョク全国経済人連合会経済政策チーム長は“各企業では、
来年は石油価格、原材料価格が上がるうえ、北朝鮮リスクが終わった後にはウォン-ドル為替レートが落ちて(韓国
ウォンの価値上昇)、輸出に与える影響が大きいのではないか心配している”と説明した。
○機械業界入札件数も減って
建設に続き受注額が大幅に減った機械業界も、心配は同じだ。装備製造業者C社は昨年も憂鬱な年末を送った。今年の
初めには、受注が増えるだろうという展望に接して希望を持ったが、今年の受注は3分期にあった一件だけに終わった。
来年の受注実績を予想する今年の入札件数も、昨年の80%水準に過ぎないために失望が並大抵でない。この会社の関係
者は、“入札のために事業見積もりを選んで製品を設計し、夢中で走り回った雰囲気はどこにもない”と伝えた。
企業の在庫は特に電子業界を中心に増えた。6月の南アフリカ共和国ワールドカップを契機として、注文暴走を期待した
TVの人気が予想より早く冷めてしまったためだ。大企業にTV部品を納品するある協力会社は、“クリスマスと年末を絶好の
機会と見ているが、少なくとも来年1分期までは大変だろう”と見通した。
米国を中心に世界景気不安が落ち着けば、在庫がはやく減るという展望がある。キム・ヨンチャン新韓金融投資研究員は
“内需だけ見ると、在庫処理に苦労するように思えるが、三星電子やLG電子の主要市場の米国が良くなっていて、全体
的には問題にならないだろう”と分析した。
ますます明確になる赤信号の中で、各企業では新年経営計画でいつになく強い営業競争力を求めている。ユ・ビョン
ギュ現代経済研究院経済研究本部長は、“政府も企業が投資を継続することができる条件を整備しなければならない
だろう”と指摘した。
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