990 :
1/2:
991 :
2/2:2010/12/02(木) 13:10:59 ID:yF/lqPVX
注:アサーンジの言う”陰謀”とは、通常の解釈とは異なり、
"外部から関係性を隠して協調行動をとること"くらいに広範なもの。
よくある陰謀論はファンタジーである。
分析ブログ:
(前略)この種の組織を攻撃するのに最も効果的な方法は、陰謀の情報環境において根本的な部分を
”リーク”することだろう。つまり特定のリークは特に有効ではないということだ。
ウィキリークスは特定の軍事行動を終わらせるために、"巻き添え殺人"ビデオ(イラクの民間人をヘリで掃射した映像)
のような物をリークするのではない。それでは生え変わり増殖するヒドラの首を一つだけ攻撃するようなものだろう。
そうではなくて、陰謀の情報システムの穴を増加させれば、その機能は阻害され、自己防衛のために
自分自身に矛先を向ける。自分自身の情報の流れを締め付け、認識機能は低下する。
こうして陰謀は崩壊する。言い換えれば、自己パラノイアに陥れば陰謀を企むことはできなくなる。
LGF:
つまり、彼のやっていることは文書をリークすることだ。
特定の何かを暴露することではなく、何でもリークすることで大惨事を引き起こすことだ。
これはアサーンジの世界観や手法の上手い分析だが、私は以下の部分を取り上げたい。
分析ブログ:
もしウィキリークスが似たような過去の組織と違うとすれば、彼(アサーンジ)が自分の身を伝統的な進歩主義と
同じラインに置いていることは興味深い。1912年にテオドア・ルーズベルトが行った進歩党の大統領演説の一節を、
アサーンジが初エッセイの題辞として引用したのは的外れではない。
"見せかけの政府の後ろには、見えない政府が王位にあり、人民に対する忠誠も責任も負っていない"、
"この見えない政府を破壊すること、この腐敗したビジネスと腐敗した政治の不浄な同盟を壊すことが、
政治家の最初の仕事である。"ということをルーズベルトは100年前に理解していた。
アサーンジはこの不浄な同盟を全て壊そうとしている。過激さを増したルーズベルトが賞賛しそうなやり方で。
LGF:
現代のリバータニアン過激派である Alex Jones や Andrew Napolitanoなど
(両者は偶然にもウィキリークスの大ファンだが)に好まれている"影の政府"というコンセプトの
信頼できるソースとしてアサーンジはルーズベルトを引用している。
(終)
>>978 北朝鮮は軍事設備より田畑を焼かれた方がダメージが大きいと思うw
狙ったんなら鬼w
青田刈りですね
>>991 LGFの人は"大惨事/havoc”を引き起こすことが目的と言ってるけど
これはアサーンジ本人がそう言ってるわけではないです。
不公正で秘密主義な組織ほどリークに弱く、公正でオープンな組織に取って代わられやすい。
つまりリークにより情報の透明度を高めれば、公正でオープンな社会に向かうと考えているようです。