北朝鮮の暴走で中国崩壊迫る?:中国高官発言に注目を=
「北朝鮮はわれわれの東ドイツだ。東ドイツが消滅したときに何が起こったか?ソ連が崩壊したのだ」
― 2010/11/27 園田義明めも。
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2010/11/27/5541859 「北朝鮮はわれわれの東ドイツだ。東ドイツが消滅したときに何が起こったか?ソ連が崩壊したのだ」
ロシアの声(The Voice of Russia)が紹介した中国の匿名の官僚発言。複数の通信社が26日付けで
伝えていると書いているが、実際には夏に北京で行なわれたインタビューにおける中国安全保障担当
高官の発言と見られている。北朝鮮の暴走に怯える中国。それは中国を崩壊へと導くことになるのか。
その日はいつ来るのか。
11月23日付けフィナンシャル・タイムズ(FT)紙に寄稿したズビグニュー・ブレジンスキーは、
北朝鮮を狂乱状態と呼び、さらなる不吉な可能性に言及。オバマ大統領のイニシアティヴを強く
訴えたブレジンスキーの焦り方が気になって仕方がない。
フィリピンの動きもいささか気になる。アキノ大統領は、朝鮮半島の緊張がさらに高まった場合に備え、
韓国に滞在する5万人のフィリピン人の一時的な避難先として日本を想定しているとのこと。
さらに気になるのは本命インドの動き。中印国境になんと36000人におよぶ部隊を展開。
チベットの南側にあたるアルナチャルプラデシュ州には5000人規模の「アルナチャル偵察隊」を新設、
配置したとの情報も。
米原子力空母ジョージ・ワシントンを投入し、11月28日から黄海で実施される米韓合同軍事演習を
前に北朝鮮から聞こえてくる威嚇砲声。何やら北は興奮状態。
はたして中国は北朝鮮の暴走を止めることができるのか。失敗すれば、中国の終わりの始まりを意味する。
残念ながらその日は遅かれ早かれやって来る。
ならば、今米国が謀略を仕掛ける可能性も排除できない。謀略といっても実に簡単。
ジョージ・ワシントンから白煙を上げて、「北からの攻撃」と発表すればいいだけの話。
きっと米国ならそんなシナリオまで準備しているだろう。