"為替レート問題、G20で数値議論はしないこと" 【朝鮮日報 biz.chosun.com】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2010/10/30/2010103000214.html 李大統領FTインタビュー
李大統領は29日、"(米国の大規模赤字と中国の大規模黒字など)グローバル不均衡問題は、(先週行われた)
慶州G20(主要20ヶ国)財務長官・中央銀行総裁会議で(解消原則を)合意した"として、"来月11〜12日のソウル
G20首脳会議では、具体的な数値よりも進展を作るための踏み台が用意されると考える"と明らかにした。李大統
領は28日、大統領府で英国ファイナンシャルタイムズ(FT)のインタビューでこのように明らかにしたと、この日大
統領府が明らかにした。
李大統領はソウルG20首脳会議では、追加で為替レート葛藤を解消する方案を議論するのかに対して、"あえて
(具体的な)数値までは議論する必要は無いと見ている"と明らかにした。米国は先週開かれた慶州G20財務長官・
中央銀行総裁会議で、"各国の経常収支黒字幅や赤字幅が、国内総生産(GDP)の±4%を超えないようにしよう"と
提案したが、ドイツ・日本などが反対して数値を定めることはなかった。これに伴いソウルG20首脳会議では、為替
レートに対して各国が外為市場介入を最大限自制することにした慶州会議の合意内容よりも強化された水準の、
具体的な為替レート問題解決案は追加で議論されないものと見られる。
しかし李大統領の発言を29日付で報道したファイナンシャルタイムズは、'韓国、G20貿易合意導き出しに楽観的'
という見出しで、"李大統領が'ソウル首脳会議で多くの異見が出てくる可能性があるが、ドイツと中国がより強力な
規定導き出しに協力するだろう'と予測した"と報道した。この報道は、ソウル首脳会議で為替レート問題が再び本格
的に議論されて、ドイツと中国が慶州合意より強力な規定を受け入れるという意味なので、李大統領の実際の発言
内容とは違っていると大統領府が説明した。
ファイナンシャルタイムズの報道で波紋が大きくなるとすぐ、キム・ヒジョン大統領府報道官は"李大統領の実際
発言と距離がある部分がある"として、インタビュー原文を公開した。
ファイナンシャルタイムズは北朝鮮関連内容でも、"李大統領は3月に韓国軍の艦を潜水艇魚雷で攻撃した北朝
鮮は、相変らず好戦的勢力だと話した"と報道したが、実際発言は"北朝鮮はまだ金正日委員長の強力な統治下に
ある。北朝鮮の挑発がいつでもありえると考えて警戒心を持っている"という内容だと大統領府は明らかにした。
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ミ( ゚w゚)彡 <無難にやり過ごすことを考え始めたか?