【政治経済】平成床屋談義 町の噂その359

このエントリーをはてなブックマークに追加
451地球の裏側 ◆/lYVcP7um2
領海、シーレーンについて、書かれていないこと。:
きちんと海のことを判っている人が居るので安心しましたが、書かれていない事。
今、日本の港に入る外航船舶の95%は、その旗が日本じゃありません。
第一列島線も第二列島線も関係有りません。日本近海が軍事的に騒がしくなれば、船は
来なくなります。なぜなら、旗国が立ち入りを禁止するからです。また、同様に乗組員
も日本人じゃありません。日本政府は、この船員たちに危険水域に立ち入ることを強制
できません。

単純に経済的問題じゃないのです。これを解決するためには、日本籍の船を日本人船員
だけで動かすしかありません。一体何隻動かせるのでしょうか?シーレーンの安全問題
というのは、この事です。
日本船社は平時の運行条件に最適化してしまいました。日本の船会社が建造した船でも
船籍はパナマやリベリア、バハマ、船員はフィリピン人です。軍事的な攻撃を受けるかも
知れない海域に、これらの船をどう送るつもりでしょう。

さらに、その時々の政治的状況でその領海内での商船への取り扱いが変化する恐れのある
国がその海域を支配するのであるのなら、平時ですら怖くて船をその水域に送れません。
シーレーン問題の最大の部分であると思います。