【政調会長】 石破茂研究所 2 【影の官房長官】

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67日出づる処の名無し
ゲル
「女神様こんにちは。樵の石破茂です。
本日は足元の悪い中、私とその斧のために姿を現して頂いたことを
まずは厚く御礼申し上げます。

結論から申さば、私の斧は鉄であります。

先程の伐採作業中、私は無残にも斧を湖に落としました。なぜ落としたのか。
斧というのは、いうなれば我々樵の命であります。
長い間樵の職をあずかっていたことで、その斧に対して日々のメンテナンスや感謝の念を忘れてはいなかったか。
私が樵を継いだとき、この一年で6本も斧が変わっておりました。
そういうことが積み重なって、今回の斧喪失につながったのだ、と、私は思っております。

斧というのは使い慣れた堅牢な鉄であるべきです。差し出されれば金や銀の斧でも貰ってしまう、
そんなことで他の樵から尊敬されるでしょうか、対等の樵としてみてもらえるでしょうか。
私はそうは思いません。

私は金や銀の斧使いがダメだから鉄だと言っているわけではありません。樵のために言っているわけでもありません。
今さえよければいいのではない。この森さえよければいいのではない。
次の世代に対して責任を持とう。この森を作ってくれた女神様に対して責任を持とう。
この樵なら安心して伐採を任せられる、勇気と真心を持って木を切る。
私はそんな樵になってまいります。

次の世代のために、この森のために、そして女神様のために、是非女神様の力でもう一度鉄の斧をお貸し頂きたい。
心よりそうお願いして、女神様への答弁とさせていただきます。ありがとうございました。」

このくらいじゃない?