"韓国ウォン、ドルより低評価された唯一のアジアの通貨"
マネーツディ|ソン・ソンオク記者|入力2010.10.07 11:31 |
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1046&newsid=20101007113105976&p=moneytoday [マネーツディ ソン・ソンオク記者][FT,介入疑惑を提起.. 為替レートを扱うG20主催国として困惑を予想]
韓国ウォンが2008年リーマンブラザーズ破産以後、堅調な韓国経済の回復と株式市場上昇にもかかわらず、ドルより低く
評価されるアジア内での唯一の主要通貨とファイナンシャルタイムズが7日に主張した。
リーマン破産日の2008年9月15日基準から、日本の円貨とオーストラリア ドルなどは現在20%以上切上げされたのに比べ、
韓国ウォンは当時の1ドル当り1106.75ウォンより劣勢であることを指摘したのだ。
この新聞はこれに伴い、韓国は市場介入疑惑を持たれており、為替レートの問題が主要議題になるソウルG20首脳会議
の開催国としても困惑する立場に処することだと付け加えた。
◇ "ウォン貨劣勢、日本円の介入呼んで"=
ユン・ジュンヒョン企画財政部長官は、去る4日国会企画財政委に出席した時に、輸出大企業のための高為替レート政策
を維持しているかとの質問に"政府が外国為替市場に介入して高為替レートを維持してはいない"として否認した。 だが、
市場介入の疑いは相変わらずだとファイナンシャルタイムズは明らかにした。
実際に日本円が強勢である反面、韓国ウォンは相対的な劣勢により、韓国の輸出企業の競争力が強化されているためだ。
新聞によれば白川方明日本銀行(BOJ)総裁は、日本円が韓国ウォン対比で最高値を記録したため、6年ぶりに外国為替
市場に介入する一つの理由になったと明らかにした。
日本電子業者シャープの片山幹雄社長も"ウォン貨の劣勢で、韓国企業との競争で困難を経験している"として不満を
表明することもあった。 2000〜2007年のウォン/円為替レートは平均970ウォンだったが、最近では平均1304ウォンで
取り引きされている。
日本政府のある関係者は、日本政府はウォン貨の劣勢を公式に言及しなかったが、内部的には"多大な関心"を持って
いると伝えた。 彼は"(韓国政府の)明白な市場操作の証拠を探している"と話した。
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◇"外国為替保有、史上最高"=
為替レートのトレーダーは韓国銀行の攻撃的な介入を後押しする、また他の証拠として急増した韓国の外国為替保有額
を指摘する。 去る9月の韓国の外国為替保有額は、8月の2850億ドルより50億ドル急増した2900億ドルとなり、去る7月に
続き史上最高値をまた、更新したためだ。
韓国銀行はこれを否認しているが、市場参加者はこのような外国為替保有の増加は介入にともなう結果と主張する。
さらに債権トレーダーさえも韓国が韓国ウォンへの投資の流入を防ぐために、債権市場に手を伸ばしているという主張を
出した。
ところが最近になっては、韓銀は市場の圧力に降参することが多くなっているという解釈も出ている。 去る3ケ月間で
韓国ウォンはドル対比で8%上昇したが、その背景にはG20開催国の韓国の立場を考慮したという説明だ。
INGのアジア リサーチ首席のチームのコンドミニアムは"来る8日から開かれる国際通貨基金(IMF)の例年総会と、来月
開かれるG20首脳会議を控え韓国政府が市場に干渉しないようだ"と話した。
公式には韓国政府は、市場介入はしていないという立場だ
ユン・ジュンヒョン長官は"ドルや日本円に対して防御しない"としながら"雪崩現象で急変動することになれば、安定化
措置を取る場合もある"と明らかにした。
韓国の市場介入が微小のみならず、為替レートの切り下げ原因を'介入'以外で探す分析も提起されている。
ロイヤルバンク オブ スコットランドのエリック・ルイスは"韓国の介入はとても意味の無い部分"とし、韓国ウォンの低評価
は多い借金と天安艦沈没以後の北朝鮮との緊張感の昂揚のためだと説明した。 彼は"韓銀は市場に介入する傾向は
あるが、全体的に見る時市場介入は深刻ではない"と話した。
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