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全南F1大会への国庫予算反映、またも挫折…政府後手'憂慮'　【ニューシス】
http://www.newsis.com/ar_detail/view.html?ar_id=NISX20100928_0006275815&cID=10809&pID=10800

　全南（チョンナム）霊岩（ヨンアム）で開かれるF1コリアグランプリが、20日余り先に迫った中で、全南道が政府に
要求していたF1大会関連国庫支援予算が再び挫折して、対策準備に腐心している。

　28日全南道によれば、昨年末に国会でF1競走場建設費用のために要求した国費880億ウォンのうち、528億
ウォンだけが反映され、今年残り352億ウォンを確保しなければならないが、現在では事実上川をわたる雰囲気だ。

　当初政界と文化体育観光部では、今年の追加経費を通じて不足した352億ウォンを追加確保することができる
という立場を明らかにしていたが、今年は政府が追加経費案編成をしないことが確実視されて、F1事業に対する
国庫支援は今年事実上幕を下ろした。

　結局全南道はすでに支援している競走場建設費用以外に、競走場国庫支援予定分352億ウォンを充当しなけ
ればならない境遇になった。これに伴い全南道は方針を変更して、競走場建設費用の代わりに来年度政府予算
案へF1組織委員会運営費60億ウォンの反映を要求したが、これさえも失敗に終わった。27日に確定した来年度
政府予算案へは、F1組織委運営費国庫支援は最終的に含まれないことになった。

　これまで文化観光部はF1組織委運営費の国庫支援に対して積極的な意志を見せていたが、企画財政部が
"F1組織委運営費支援は先例がない"という理由で難色を表明したと伝えられた。

　これに対し全南道関係者は、"政府予算案に編成されなかったが、今後の国会予算案審議過程でF1予算が
追加されるように最善を尽くす"として、"まだ最終決定されたのではない"と話した。

　このような状況で我が国で最初に開かれるF1国際自動車大会を控えて、政府が予算支援を疎かにするなど
傍観に徹しているという批判の声も提起されている。全南に住むチェ某氏(42)は、"F1大会を控えて成功開催の
ための声が地域で高いが、政府が後ろ手に組んでいる姿なので、開催後に国際的恥をかかないだろうか憂慮
される"と話した。

※昨日28日のニュースです