<中国、劉暁波のノーベル平和賞の可能性に緊張>
2010/10/08 10:43送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/10/08/0200000000AKR20101008070200083.HTML (北京=聯合ニュース)イン・キョジュン特派員=中国当局が、反体制の劉暁波弁護士のノーベル平和賞受賞の
可能性に神経を尖らせている。
1989年の天安門での民主化運動以後、粘り強く民主改革を要求して中国の人権弾圧の象徴になった劉暁波が、
ノーベル平和賞受賞者に決定される場合の中国の国際的威信の墜落を意識したためだ。
韓国時間で8日の午後6時に発表されるノーベル平和賞受賞者発表を控え、ノルウェーの有力報道機関は劉暁波を
最も有力な候補として選んでおり、こういうニュースは中国にも伝えられているが、中国本土の放送と新聞ではこれと
関連するニュースを一切探すことはできない。
百度、深藍、チャイナドットコムなどの中国有力ポータルサイトでは、劉暁波と関連した記事が7日からすでに遮断された。
その上にポータルサイトに外信を引用し、劉暁波のノーベル平和賞受賞の可能性を言及した短文記事は、稀に眼に
触れるが劉暁波の行跡と関連した記事は、すでに"ポータルサイト内の空間での協議がなされなかった"という理由で、
突然削除された。 劉暁波と関連したブログは一切閲覧が不可能だ。
劉暁波のニュースが大きく統制されないまま、ポータルサイトなどに掲載された点から推測して、最近の数日間での
劉暁波関連ニュースの削除措置は、中国政府の'見えない手'が作用したという分析が出てきている。
中国政府は今までも劉暁波に対して、強い拒否反応を見せてきた。
実際、先月28日の定例ブリーフィングで、中国外交部の姜瑜スポークスマンは劉暁波がノーベル平和賞候補に推薦
されたことに対し、どう思うのかとの質問を受けて"記者が言及したその人は中国の法律に違反した人で、彼の行動は
ノーベル賞の精神と正反対だ"と明らかにした。
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