夜の部をのんびりはじめます。まだ朝のニュースですが。
自己資本がない施主に、不動産開発の源泉封鎖 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100701/29535095/1 ‘施工者保証による融資’韓国型PF慣行修正
金融当局が施主の保証だけを信じて零細施行社に金を貸す、韓国型プロジェクトファイナンシング(PF)の慣行
を根絶することにした。
金融委員会関係者は30日、“貯蓄銀行がある程度自己資本があって、能力が検証された施主にだけ融資が
可能なように制度改善が必要だ”と話した。自己資本が殆どない施主が、不動産開発事業の最初の段階から
貯蓄銀行から金を借りて、無理に事業を展開することを防ぐということだ。
先進国の場合、施主がPFを推進する時には一定規模以上の自己資本を出さなければならないことが不文
律になっている。そうでなければ金融会社から金を借りられない。しかし韓国の施主の自己資本は、全工事
費の1%にも満たない場合が大半を占める。そのため土地購入資金の10%にあたる契約金も用意できず、契約
書に印鑑を押して契約を交わした後に、土地を担保にして契約金を貯蓄銀行から借りる事例が茶飯事だ。一
部の貯蓄銀行では、ペーパーカンパニーを作ってPF事業に直接乗り出していた例もあると分かった。
金融当局は施主が過度に零細だと見ると、金融会社が建設会社の保証を要求し、そのために建設会社の
保証だけを信じて事業性を確かめないままにお金を与える慣行ができたと見ている。金融当局関係者は“PF
融資時に施主の要件を厳格に規定すれば、貯蓄銀行の融資審査能力を向上させて、PFの事業性も高める
ことができるだろう”と話した。
金融委は近い将来金融監督院、貯蓄銀行中央会とタスクフォース(TF)を構成して、PF融資モデル規準を作る
計画だ。モデル規準には事業費の一定比率を自己資本で確保した施主に対してのみ融資を許容して、融資
審査時には施主の施行経歴と信用度に対する評価を強化する内容が入れられると予想される。