トルコのシノプ原子力発電事業、韓国が事実上受注(総合)
聯合ニュース|入力2010.06.15 12:15 |修正2010.06.15 13:27
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=100019&newsid=20100615121505849&p=yonhap 韓-トルコ政府間での原子力発電所協力MOU締結..来年末には商業契約を展望
(ソウル=聯合ニュース)チョン・チョンギ記者=トルコが黒海沿岸シノプ(Sinop)地域に推進する、2基の原子力
発電所の建設事業を、韓国が事実上受注したと展望される。
チェ・ギョンファン知識経済部長官とタネル・ユルドゥズ トルコのエネルギー天然資源部長官は、15日の韓-トルコ
首脳会談に続き、両国大統領が見守る中で、トルコ原電事業協力了解覚書(MOU)を締結した。
http://photo-media.daum-img.net/201006/15/yonhap/20100615132703807.jpg これは去る3月10日の事業者の韓国電力公社と、トルコ国営発展会社が署名した共同宣言に続き、両国政府が
初めて公式的な協力意志を明らかにしたものであり、事業推進がより一層はずみをつけることになった。
今回のMOUはトルコのシノプ原電事業に対する、両国政府の包括的協力に関することだ。
主要協力内容は、原子力発電所の位置と規模、事業方式などに関する基本的な規定と政府の支援内容を入れる
ことになる政府間協約(IGA)交渉、シノプ原子力発電所建設のための事前準備、計画樹立への支援および教育訓練、
人材開発支援などに関する事項だ。
チェ長官は今回のMOU締結に先立ち、去る11日にトルコのアンカラでユルドゥズ長官に会い、シノプ原子力発電所
建設事業方案を協議した。
両国の長官はこの席で、韓電とトルコ国営発電会社の共同研究を8月末まで終え、現在運営中であるタスクフォース
(TF)傘下に、別途専門家グループを結成することにするなど、協力の雰囲気を作ってきた。
キム・ヨンハク知経部2次官は"シノプ原電事業は、トルコのエネルギー・天然資源部が事実上主導するため、
両国政府間でのMOU締結の意味は非常に大きい"とし、トルコのシノプ原子力発電所受注が見通せる圏内に
入ってきたことを表わした。
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