【wktk】韓国経済ワクテカスレ 294won【そこは金李の半島】

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175蟹 ◆M6A1eiUUqQ
夕方の部を開始します。いよいよ正式に発表になりました。

外国為替市場‘コントロール’…急激なドル輸出入遮断 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100613/29080900/1

 政府が13日発表した'資本輸出入変動緩和方案'は、外国為替市場で対外開放と自由化の政策基調を維持するものの、
急激な資本輸出入による危機再発の可能性を減らすことに焦点が合わされている。

 持続的な外国為替自由化措置が、1997年の外国為替危機、2008年の世界金融危機で見られるように、危機の時には
外国為替市場の不安を増幅させる要因として作用するだけに、変動性を減らす最小限の安全装置用意が必要だという
切迫した認識の発露であるわけだ。特に危機時には外国為替市場かく乱の主犯である短期外債輸出入変動性を低くする
ことに重点を置き、その手段は先物為替ポジション新設、外貨貸し出し制限が代表的だ。

 政府が昨年11月に発表した外国為替健全性監督強化方案をもう少し補完して、一部規制は外国銀行国内支店にも適用
することにした。今回の対策は国内銀行と外国銀行のいずれにも規制を強化するが、外銀がより大きい影響を受けるという
のが一般的観測だ。すでに市場では外国銀行の業務が縮小されたことから外貨流出が起きていて、実物の部分の実需要
まで萎縮するという憂慮も出ているが、政府はこれまでストレステストなどシミュレーションを行っていて、多様な補完策を
用意したので大きい衝撃はないと見ている。

◇先物為替ポジション新設、外貨貸し出しも制限
 今回の対策で政府が最も期待をかけている政策手段は、先物為替ポジション規制新設だ。政府は現在の国内銀行と外銀
支店に対して、現物ポジションと先物為替ポジションを合わせた総合ポジションを、自己資本の50%以下に規制しているが、
先物為替ポジションそのものを国内銀行50%以下、外銀250%以下に追加規制を新設した。

 外貨貸し出しにも手を入れて、銀行の外貨借入時には海外使用用途でだけ可能なようにした。従来まで政府は外貨貸し
出しの場合、原則的に海外使用用途のみを許容していたが、例外的に設備投資であり、国産設備を購入する時に限り銀行
が外貨財源を調達して支援することができるようにしてきた。

(1/3) つづきます
176蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 17:40:52 ID:NnNq9/QR
>>175 つづきです
 外国為替健全性管理も強化することにした。政府が昨年11月に発表した外国為替健全性監督強化方案の一部について、
さらに厳格な規制を導入した。

 まず国内銀行に適用される外貨流動性比率は銀行が自律的に日々管理して、その現況を毎月金融当局に報告するように
改正した。また中長期外貨資金管理費率算出時には、外貨貸し出しだけでなく外貨満期保有証券を含ませて、比率も現行
90%以上から100%以上に上方修正した。国内銀行にだけ適用されていた外貨流動性リスク管理基準も、外銀に適用すること
にした。これに伴い外銀も通貨別流動性リスク管理、資金調達先の多角化、危機状況分析および非常調達計画を樹立しな
ければならない。ただし外銀本店が流動性支援確約書を提出する場合、通貨別流動性リスク管理だけ守らせて国内銀行に
比べて緩和された基準を適用することにした。実需要以上の先物取引がなされないように、先物取引を実物取り引きの125%
以下だった基準も100%以下へ強化した。

◇外銀への影響大きいようだが、政府"補完策十分に用意"
 今回の対策は国内銀行よりは外銀へより大きい影響を与えるものと見られる。昨年11月の外国為替対策が主に国内銀行
の外貨流動性確保に焦点を合わせたものとすれば、今回は外銀にも補完策が必要だという政府の認識が多く反映された
ためだ。

 まず先物為替ポジション規制だけ見ても外銀が直接的打撃を受ける。4月末現在の国内銀行の先物為替ポジションは
15.6%で基準値を大きく下回っているが、外銀は301.2%で基準値より51.2%ポイントも高い状態だ。実際に55行のうち限度を
超過して先物為替を買いとっている19行の大部分は外銀支店だと伝えられた。また、銀行らの超過買い入れポジション
187億ドルのうち外銀が182億ドルと大部分を占めている実情だ。

 これに伴い限度を越えている外銀の場合、新規営業をする余力が消えるのはもちろん、限度を基準値まで縮小する過程で
営業萎縮、ドル流出など副作用ができるという憂慮の声も出てくる。 ある外銀では先物為替ポジションが900%近くまで達して
いる所もあって、この銀行は大規模調整が避けられないためだ。

 しかし政府は、施行後3ヶ月の猶予期間を設定して既存取り引き分に対しては最長2年まで例外を認めるなど、補完装置を
用意したので中長期的には外国為替市場安全性確保に役に立つと見ている。

(2/3) つづきます
177蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 17:41:36 ID:NnNq9/QR
>>175,176 つづきです
 先物為替ポジション制限新設時には先物為替取り引き規模が減ってしまい、企業の正常なファンヘッジを困難にさせると
いう指摘も出る。しかし既存取り引き分は例外を認められていて、ポジション限度より低い銀行が多いためにファンヘッジ需
要を吸収する余力があり、中長期的に銀行の自己資本拡充時には買い入れ可能な先物為替需要も増えるので、大きな問
題はないというのが政府の説明だ。

 先物取引を実物取り引きの100%以下へ規制を強化したために、実需要取り引きの萎縮憂慮が出てくるが、政府は現在ほと
んどの銀行と企業は100%以内でヘッジをしているので、大きい衝撃はないと反論している。

 政府は外貨貸し出し制限についても、海外使用設備資金の外貨貸し出しは許容して、既存国内施設資金外貨貸し出しの
満期延長許容、中小製造業者に対する国内施設資金の外貨貸し出し許容など補完策を用意した。3月末現在の中小製造
業者を除いた国内施設資金に対する外貨貸し出し残額は108億ドルだ。

◇外銀反発の可能性、政府"適応していくこと"
 今回の対策による影響がどのようになるかは、外銀の認識と評価にかかっている。不当な規制と反発する場合、外国為替
市場の不安要因が増幅されるだろうが、概して対策の必要性にうなずく雰囲気が強いというのが政府の考えだ。

 政府関係者は"数回市場の雰囲気を確認したが、全体的な枠組みに共感するという雰囲気が多かったし、耐えるだけの
ことはあるという評価が主流をなした"と話した。外銀が営業縮小や市場撤収のような極端反応を見せるのではなく、かえって
変化した環境に適応する公算が大きいということだ。

 実際に先物為替ポジション限度を超過した一部の外銀では、営業を大幅縮小するよりも自己資本を拡充する方式で営業
基盤を拡大するという反応まで見せたと分かった。外銀に対する規制が新設されても、外銀の立場では相変らず韓国が営業
活動として有利な場所だという認識が広がっているためと解説される。

 政府は今回の対策が短期的に為替レートなど外国為替市場に否定的影響を及ぼしかねないが、長期的には急激な資本
輸出入緩和を通じて通貨・外国為替市場の安全性を高めて、マクロ経済全般に肯定的に作用すると期待している。政府関係
者は"今回の対策が出てくるという話は数回報道されていて、骨格も紹介されたのですでに為替レートなど外国為替市場に
だいぶ反映された状態と見ている"として、"ただし短期不安要因になり得るだけに市場状況を注目する"と話した。

(3/3) 以上です
178日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 18:04:42 ID:+ygdJooY
支援
179蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 18:32:58 ID:NnNq9/QR
>>175-177 関連です

資本輸出入変動緩和方案Q&A 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100613/29080924/1
 13日に政府が発表した資本輸出入変動性緩和方案は、行き過ぎた対外開放にともなう金融危機再発を防ごうと苦心の
末に出したカードだ。しかし外為市場と資本輸出入変動性自体に対する概念が複雑で、国民に理解し難い面が多いため、
先物為替ポジションなど多様な対策に対する疑問をわかりやすく解説する。

◇政府資本輸出入変動緩和対策

▲対策推進背景
 2009年1月から4月まで株式366億ドル、債権310億ドル、短期借入140億ドルの816億ドルが流入するなど、最近世界金融
危機が落ち着きはじめたことから、我が国への短期資本流入が再開になる傾向があり関連対策が必要だった。我が国は
先進国に比べて貿易依存度が高く貿易関連外貨資金の輸出入が頻繁であり、資本市場の完全開放によって資本輸出入の
制限がないために資本輸出入変動性が大きかった。1997年の外国為替危機当時には短期借入金220億ドルが流出し、
2008年のリーマンショック時は1998〜2008年の純流入額2千219億ドルの、30%に相当する659億ドルが短時間に流出した。
4月末現在の外貨資金残額は4千988億ドルほどであり、このうち短期借入は1千114億ドルに達する。

▲外国為替自由化政策基調と相反しないのか
 政府は今までの対外開放・自由化原則は維持するものの、外国為替部門のマクロ健全性を強化して、私たちの経済の
システムリスクである資本輸出入変動性を緩和するということに目標を置いている。外銀の場合は短期外債比重が高い
ため、2008年の金融危機時には一時に外貨資金を流出させて外貨流動性不足を引き起こしたことから、外銀も今回の措
置の適用対象に含まれた。今回の対策は特定の方向に為替レートを誘導するための措置ではなく、為替レートは私たちの
経済のファンダメンタルを反映して市場で決定されなければならないという、政府の政策基調には変わりがないという立場だ。

▲南ヨーロッパ発衝撃状況で施行に無理はないのか
 南ヨーロッパ危機、北朝鮮リスクなど対外条件に多少不安な点があるが、私たちの経済は十分に耐え抜くことができると
政府は見ている。むしろ対外的衝撃により私たちの経済の変動性が拡大する現象を緩和できる、健全性強化措置が至急
だという判断をしている。主要20ヶ国(G20)で銀行部門の健全性管理強化という基本方向に対してすでに合意がなされていて、
国内的にも今が先制的に導入できる適切な時期だというのが政府の立場だ。

(1/5) つづきます
180蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 18:33:42 ID:NnNq9/QR
>>179 つづきです
▲対策の効果は
 短期外債急増抑制、銀行の健全性改善、急激な資本流出抑制、通貨政策安全性向上などの効果が予想される。今回の
対策が民間部門の実需要に関連した外貨需給に及ぼす影響は制限的だと展望される。ただし一時的に不確実性が高まる
場合に備えて、対策発表以後は市場モニタリングを強化して外貨流動性状況が悪化する場合、外国為替当局の流動性供
給など補完策を実施する計画だ今回の対策はこれまでの金融危機克服過程で指摘された危険要因に対応した、'最小限の
対応措置'で、今後の国際的議論動向を考慮して持続的に補完する方針だ。

◇先物為替ポジション制も導入
▲先物為替ポジション導入背景は
 造船会社や資産運用会社などによる、為替危険回避のための先物為替売却は銀行の外貨借入を引き起こして、結局外
債が増える状況が発生してきた。2006〜2007年の総外債増加額(1千953億ドル)の半分ほどが、国内銀行と外銀の先物為替
買い入れなどによるものと見られる。今回の制度導入時には大規模先物為替売却→短期外債増加→システムリスク発生と
いう連鎖反応を遮断して、資本輸出入変動性を緩和することに寄与するものと見られる。この制度導入にともなう補完策と
して、施行を3ヶ月間猶予して分期ごとに企業の実需要先物為替売却推移、市場状況などを勘案して先物為替ポジション
限度を再検討して必要に応じて調整する計画だ。対策発表後には'関係機関合同点検対応班'を稼動して、モニタリングを強化
する予定だ。

▲先物為替ポジション限度で外銀を250%に設定した理由は
 現行の総合ポジション限度は国内銀行も外銀も50%であり、先物為替ポジションの場合も銀行の外国為替健全性を考慮
した時50%が適正だと政府は判断している。ただし外銀の場合には4月末現在の先物為替買い入れ超過ポジションが300%に
達しているという点を勘案して限度を250%に緩和して設定した。外銀に対してはまず250%限度を適用して、経済条件などを
判断して段階的に限度を調整していく計画だ。

▲先物為替ポジション制度にともなう企業被害は
 企業が制度施行以前にすでに売り渡した先物為替には影響がない。限度より低い先物為替買い入れポジションを保有して
いる銀行は、企業が売り渡す先物為替の一部を追加で買うことができる。国内銀行の先物為替ポジション限度を50%としても
4月末現在で国内銀行は最大354億ドルを追加で買いとってもポジション限度を遵守することができる。むしろメーカーA社の
場合、2008年末に過度なファンヘッジをしたことで、為替レート急騰の影響によって先物為替売渡契約で2兆8千億ウォンの
損失をこうむったことがある。

(2/5) つづきます
181蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 18:35:14 ID:NnNq9/QR
>>179,180 つづきです
▲銀行が減らさなければならない先物為替ポジション規模は
 4月末現在の数値で、国内銀行と外銀に先物為替ポジション50%と250%の限度を適用する場合、限度を超過して先物為替を
買いとった銀行は18行あってその規模は187億ドルだ。限度を下回っている銀行は36行ある。銀行が猶予期間に先物為替
買い入れを拡大する場合、政策効果が半減することになるので、制度導入直前日のポジションが限度を超過する銀行は、
猶予期間に入る直前のポジションを超過することが禁止される。制度導入直前日のポジションが限度を下回っている銀行は
猶予期間に上限を超過できない。

▲先物為替ポジションと関連した外国事例は
 一部の新興国で、私たちのような総合ポジション制度を施行中だが、先物為替ポジションに対して別に限度を設定している
事例は殆どない。政府が外国にも例がない先物為替ポジション制度を導入するのは、銀行の大規模先物為替買い入れに
ともなう短期外債の増加が、世界金融危機時にシステムリスクを引き起こしたと見ているためだ。

◇外国為替健全性管理強化
▲施行趣旨
 世界金融危機の過程で外国為替部門に弱点があらわれたことから'外国為替健全性監督強化方案'を施行、外貨流動性
比率が上昇するなど銀行の外国為替健全性が全般的に改善された。したがって外国為替健全性を追加で向上できる土台が
用意されたという判断下に、外国為替健全性管理力量をより一層強化することにした。特に外銀は短期・外貨調達資金を
長期・韓国ウォン資産で運用していたことから、資産と借金が一致しない問題があったが、こうしたリスクを減らすためのもの
でもある。

▲外銀に対する差別的措置ではないのか
 すでに1月から国内銀行に適用している外貨流動性リスク管理基準を外銀にまで拡大適用することで、外銀に対する差別
待遇ではない。すべての銀行に共通適用されるガイドラインを提示することで、個々の銀行が業務性格とリスク状況などを
考慮して自律的、弾力的に適用することができる。外銀本店がいつでも必要時には支店へ流動性を供給するという確約書を
提出するなど一定の条件を満たせば、基準中の一部だけを適用する。また、国内銀行にだけ適用される外貨流動性比率と
中長期財源調達比率などの量的規制は、外銀には適用されない。

(3/5) つづきます
182蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 18:37:01 ID:FKM6GGpw
>>179,180,181 続きです(P2使用で連投規制回避します)
▲海外でも外銀に類似制度を適用する事例はあるのか
 英国金融監督庁(FSA)も昨年10月に流動性規制強化案を発表して、国内の外銀に適用している。英国はストレステストと、
非常調達計画など流動性危険管理体系構築を義務化したが、外銀本店の流動性支援確約提出など要件を充足する場合、
このような制度の適用を免除している。

▲先物取引限度を実需要比100%に縮小すれば輸出が萎縮するのではないか
 企業ごとの特性によりヘッジ比率を上げる必要があると判断されれば、個々懸案別にリスク管理委員会などの承認を得て
取り引きを可能にする。政府は先物為替取り引き限度を実需要比100%に縮小しても実需要取り引きが萎縮しないと見ている。

◇外貨貸し出し用途制限強化
▲外貨貸し出し用途制限を強化した背景は
 外貨貸し出しは世界金融危機で大幅に減ったが、今年に入って増加傾向に変わっている。今後の国内景気回復、韓国ウ
ォンの価値切上げ期待などで外貨貸し出し需要が国内設備投資に拡大すれば、外貨貸し出しが急増して外債増加と資本
輸出入変動性拡大要因として作用する可能性がある。したがって外貨貸し出しに対する民間需要を適切に管理する必要が
あり、国内企業の過度な為替危険露出も防止する必要がある。

▲一連の措置で企業投資が萎縮しないか
 国内での設備投資所要資金は韓国ウォン貸し出しで調達が可能で、外国産機械購入など海外使用施設資金の外貨貸し
出しは許容する方針であるので企業の投資は萎縮しないだろう。

◇資本輸出入モニタリング強化
▲モニタリング情報共有強化ための具体的な方案
 外国為替コンピュータ・ネットワークと監督機関の固有情報など、資本輸出入モニタリングに必要な情報を統合して活用
するシステムを用意する計画だ。企画財政部に集中している情報を、外国為替取り引き法に基づき、外国為替取り引き情報
分析機関と指定された国際金融センターに提供、分析業務を委任してモニタリング結果は外国為替市場安定協議会に定期
的に報告して、すべての監督機関と共有する方針だ。

(4/5) つづきます
183日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 18:37:10 ID:bhP5hDov
\4
184蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 18:39:32 ID:FKM6GGpw
>>179-182 つづきです
◇外国為替保有額拡充
▲適正外国為替保有額水準は
 国際通貨基金(IMF)や学会などで適正保有額水準に対して多様な基準を提案しているが、現在のところ単一化された指標
はない。ただし3ヶ月経常収支額、短期外債水準などを考慮したうえで、現在の我が国の外国為替保有額は十分な水準と評
価される。外国為替保有額は危機時に資本流出が急増してシステムリスクが拡大することを防止するための、1次的緩衝
装置だ。当局は今後、外国為替保有額維持にともなう便益と費用を考慮して安定した保有額水準を維持するだろう。

▲外国為替保有額の補充できるように国民年金を活用すれば、国民年金に損失は生じないか
 国民年金が外国為替保有額の補充的役割を遂行できるようにするために、国民年金の海外投資金額を意図的に拡大する
のではない。国民年金の海外投資比重拡大方針は基金運用委員会ですでに決定して推進している事項だ。国民年金の海外
投資拡大が損失を招くよりは、投資資産の国内外分散投資を通じて収益性と安全性向上に寄与すると見る。

◇銀行賦課金導入
▲銀行賦課金(銀行税)導入検討背景は
 銀行賦課金を導入すれば、国内金融システムの弱点を補強して資本輸出入の変動性を緩和する効果が期待される。銀行
業界の外貨借入増加は資本流出が変動性を深化させて、危機が迫ればシステムの不安要因になる。銀行の非預金借金に
課税すれば外貨借入費用が上昇するので、多すぎる外貨調達を抑制することができる。G20でより具体的な原則が導き出さ
れるように政府は積極的に努力していて、内部的には原則が出てくることになることに備えて事前準備を継続するだろう。

◇グローバル金融安定網構築
▲グローバル金融安定網構築推進背景は
 金融危機時に新興国は、基礎経済条件が良好であっても資本輸出入変動性が大きいために経済的困難を経験した。特に
輸出など対外依存度が高い新興国では、外貨流動性不足にともなう為替レート変動性拡大で困難がより大きかった。反面、
既存のIMF貸し出しとCMIM(チェンマイ イニシアチブ)などによる流動性供給体系らは限界があるという指摘だ。これに伴い、
新興国が流動性危機に陥らないようにするために、世界的な金融安定網構築が必要だという認識を共にしている。政府は
G20で専門家グループを運営して、各国政府および国際機構と協議を継続し、11月のソウルG20首脳会議で実質的な成果が
出てくるように努力するだろう。

(5/5) 以上です
185日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 18:58:26 ID:+ygdJooY
支援
186蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 19:14:17 ID:NnNq9/QR
まだまだ関連報道
外国為替政策パラダイムの転換背景は 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100613/29080938/1

 政府が13日発表した'資本輸出入変動緩和方案'の核心は、銀行の先物為替ポジション規制新設で、特に外国銀行
国内支店を狙ったという点にある。これまで外銀支店はドル貨幣流入窓口という観点から規制自由地域にあったが、
2008年の世界金融危機を経て見る視角が変わったのだ。

 世界金融危機時に外銀支店が借入れていた外貨は、つっかい棒になるどころか本店へいち早く流出して、為替レートが
急騰するなどシステム リスクの主要原因と名指しされ、短期外債を規制しなければならないという主張に力を与えた。

 こうした脈絡から出た政府の今回の対策は、1993年の金融自由化と市場開放計画を始めする'外国為替自由化'一辺倒の
軌道から離脱したという意味で'パラダイムの転換'と言える。もちろん政府は株式と債権など資本市場の対外開放という外国
為替自由化政策基調は維持しているが、外貨借入市場に対する政策基調は変曲点をすぎた。

 我が国の外国為替自由化政策を見ると、1996年経済協力開発機構(OECD)加入のために自由化を進め、1997年のIMF
(国際通貨基金)救済金融危機後は強制的にドアを開かされた。為替危機の時には外国人上場債権投資限度と上場株式
投資限度を相次いで廃止して、非上場株式と債権投資も許容するなど短い時間に解放した。

 こうした結果1998〜2004年までは国内証券市場の低評価などが重なって、外国人資金が大挙入ってきて2005〜2008年
には造船業者と資産運用会社のファンヘッジのための先物転売度が増えて外貨借入が急増した。しかし、リーマンブラザー
ズ破綻事態でグローバル金融危機が発生するとすぐさま、2008年9月から3ヶ月の間に何と695億ドルが流出した。この規模
は1998〜2008年に純流入していた外貨2千219億ドルの30%に達し、当時外貨流動性危機をもたらして、ウォンドル為替レート
は外国為替危機以来初めて1,500ウォン台に上昇した。

 金融危機が実物経済に移って物価は上昇し失業者が増えるなど国家経済は傷つけられたが、急激な資本流出の張本人
である外銀の商売はうまくいっていた。2008年の外銀支店の純利益は2兆2千億ウォンに達して、先物為替など派生商品関
連利益で23兆5千億ウォンを上げた。これに伴い、政府は急激な外貨輸出入で国家経済全体が負担を背負ったのに、外銀
支店は事実上無危険の取り引きで収益を得ていて、このような構造をこれ以上放置できないという認識を基本にして、外国
為替制度の点検を始めた。

(1/2) つづきます
187日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 19:14:52 ID:PBQ4e0Nd
支援
188日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 19:14:56 ID:bhP5hDov
\4
189蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 19:15:16 ID:NnNq9/QR
>>186 つづきです

 ちょうど世界的に主要20ヶ国(G20)とIMF、アジア開発銀行(ADB)等を中心として、急激な資本輸出入に対する金融規制
議論が活発になったのも政策転換の踏み台になった。政府は昨年下半期から企画財政部と金融委員会、金融監督院、
韓国銀行など関係部署と専門家などが参加する実務団を稼動して、外国為替政策を全面的に再検討した。

 これを基礎に昨年11月には規制の強度が低い外国為替健全性措置をまず発表し、以後は企画財政部を中心に相対的に
強度が高い措置の策定を開始した。

 今回の対策は外国為替自由化以後、初めて外銀支店を規制する内容であるために、外銀支店はもちろん主要金融機関と
輸出企業、専門家などを対象に意見を求めて、ストレステストを実施するなど準備作業も慎重に進行した。

 特に対外依存度が高い私たちの経済の特性により、今回の措置で実物経済に影響を与えかねないという憂慮により、シナ
リオ別に何回もシミュレーションを経て最終案を整えた。引き潮の時に堤防を積まなければならないように、最近短期外債の
流入がまた増え始めたことを受けて、政府は先制的対応に出ることにした。

 第一は今回の対策を総括したイムジュンリョン企画財政部第一次官による。イム次官は先月18日、ADB国際コンファレンス
祝辞を通じて、急激な資本輸出入対応のために適切な措置を先制的に取ることが必要だと明らかにして、政策発表を予告
した。引き続きチンドンス金融委員長が講演等を通して、外銀支店に対する規制の必要性を言及して、キム・ジョンチャン金融
監督院長も外信記者懇談会で外国為替市場変動性緩和必要性を明らかにするなど、政府は市場の反応を調べながら発表
時期を慎重に見極めようとしていた。

 当初政府は今月の初めに発表しようとしていたが、南ヨーロッパ事態が再浮上し、ハンガリーデフォルト説まで提起された
ために最終発表は13日になされた。合わせてユン・ジュンヒョン企画財政部長官は、G20財務長官・中央銀行総裁会議の
議長として、世界金融安全網(FSN)構築と資本輸出入モニタリング体制再整備などの議論を主導しながら、資本輸出入の
変動性緩和のための国際共助を引き出した。

(2/2) 以上です
190日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 19:19:37 ID:2nP8vI3z
試演
191日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 19:21:48 ID:Inh4Zy8A
盛り上がって来ましたね支援
192日出づる処の名無し:2010/06/13(日) 19:29:36 ID:PBQ4e0Nd
くうぅぅぅぅ
微妙に日本も崩壊に向かってるのが許せねぇ###
193蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 19:37:25 ID:NnNq9/QR
関連報道しかありゃしない

債権市場で、外国人需要萎縮と短期金利上昇憂慮 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100613/29080962/1
外銀支店の限度超過ポジション130億ドル

 政府の外国為替規制が、短期金利上昇など資本市場にも影響を及ぼすものと見られる。

 専門家は、政府の資本輸出入変動緩和方案により先物為替など、通貨関連派生商品に対する銀行などのポジション
限度が3ヶ月の猶予期間を置いて新設されれば、債権市場では短期物中心に需要が萎縮して、短期金利が上昇する
可能性があると展望した。ただし既存の取り引き分でポジション限度を超過する場合、最長2年の例外が認められるだけに、
今回の規制が大きいショックとして作用しはしないものと見られる。

 13日債権市場専門家たちは、政府が出した資本輸出入変動緩和方案が市場の予想水準を以上ではなかった点では
安堵した。しかし、韓国銀行金融通貨委員会が10日に基準金利を凍結しながらも、以前と違って物価安定を強調したことで
基準金利引き上げが前倒しになるのではないかという恐れがある中では、今回の先物為替規制も債権市場にとって好材料
ではないだけに、短期物金利変動などに神経を尖らせる姿だ。

 SK証券ヨム・サンフン アナリストは"今年3月末基準として、自己資本対比先物為替ポジション比率が250%を移る外銀
支店が減らさなければならないポジションの規模は130億ドルに達する"として、"韓国ウォンでは15兆ウォンを越える金額
になり、大部分が2年以下の短期通安債を中心に投資されているので、相応の物量が売渡されるならば市場は大きい衝撃
を受けるだろう"と見通した。

 外銀支店が先物為替ポジションを保有している理由は、企業が先物為替売渡を望むためだ。このために銀行は取り引き
相手方として先物為替買い入れをしなければならないが、このポジションにより為替レート変動時に損益が生じるので、現
物売渡を通じてポジションをヘッジする。

(1/2) つづきます
194蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 19:38:23 ID:NnNq9/QR
>>193 つづきです

 先物為替は12ヶ月以内で主に取り引きされるので、外銀支店は先物為替買収で現物ドルを売り、これを通じて得た韓国
ウォンで、大部分先物為替満期とマッチングさせる1年以下の短期債権を保有する。外銀支店は合わせて外国人投資者など
が国債を買収する時には通貨スワップ(CRS)取り引き相手方なので、先物為替ポジション限度で取り引き相手方になること
ができない場合、外国人投資者などの国債投資が減る要因になり得る。

 ヨム アナリストは"基準金利引き上げ時期に対する市場参加者らの予想が前倒しされていて、先物為替連係ポジションの
主な取り引き領域である満期1年以下短期債券では負担がより一層増えて、1年以下短期物金利は上昇圧力が激しいだろう"
と見通した。

 現代証券バクヒョクス アナリストは、"短期的には2004年の外国為替市場規制の時のように、短期金利が一ヶ月で0.7%
ポイント急騰するようなショックはないが、中長期的に外国人投資家らの財政借入取り引きのための流入が大幅に減って、
需給を制約する要因になるだろう"と話した。

 信栄(シンヨン)証券ホン・ジョンヘ アナリストは"外国人投資者などが財政借入取り引きをすることができなくなり、短期
物需要には悪影響が避けられないが、これは摩擦的悪影響であって、市場でショック反応はしない"としながら、"かえって
ファンヘッジをせずに韓国ウォン価値にベッティングをするために入ってくる勢力には、追加買収要因として作用できるだろう"
と話した。

(2/2) 以上です

,(V)   (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <ちょっ・・・ちょっと休ませてください