【wktk】韓国経済ワクテカスレ 294won【そこは金李の半島】

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175蟹 ◆M6A1eiUUqQ
夕方の部を開始します。いよいよ正式に発表になりました。

外国為替市場‘コントロール’…急激なドル輸出入遮断 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100613/29080900/1

 政府が13日発表した'資本輸出入変動緩和方案'は、外国為替市場で対外開放と自由化の政策基調を維持するものの、
急激な資本輸出入による危機再発の可能性を減らすことに焦点が合わされている。

 持続的な外国為替自由化措置が、1997年の外国為替危機、2008年の世界金融危機で見られるように、危機の時には
外国為替市場の不安を増幅させる要因として作用するだけに、変動性を減らす最小限の安全装置用意が必要だという
切迫した認識の発露であるわけだ。特に危機時には外国為替市場かく乱の主犯である短期外債輸出入変動性を低くする
ことに重点を置き、その手段は先物為替ポジション新設、外貨貸し出し制限が代表的だ。

 政府が昨年11月に発表した外国為替健全性監督強化方案をもう少し補完して、一部規制は外国銀行国内支店にも適用
することにした。今回の対策は国内銀行と外国銀行のいずれにも規制を強化するが、外銀がより大きい影響を受けるという
のが一般的観測だ。すでに市場では外国銀行の業務が縮小されたことから外貨流出が起きていて、実物の部分の実需要
まで萎縮するという憂慮も出ているが、政府はこれまでストレステストなどシミュレーションを行っていて、多様な補完策を
用意したので大きい衝撃はないと見ている。

◇先物為替ポジション新設、外貨貸し出しも制限
 今回の対策で政府が最も期待をかけている政策手段は、先物為替ポジション規制新設だ。政府は現在の国内銀行と外銀
支店に対して、現物ポジションと先物為替ポジションを合わせた総合ポジションを、自己資本の50%以下に規制しているが、
先物為替ポジションそのものを国内銀行50%以下、外銀250%以下に追加規制を新設した。

 外貨貸し出しにも手を入れて、銀行の外貨借入時には海外使用用途でだけ可能なようにした。従来まで政府は外貨貸し
出しの場合、原則的に海外使用用途のみを許容していたが、例外的に設備投資であり、国産設備を購入する時に限り銀行
が外貨財源を調達して支援することができるようにしてきた。

(1/3) つづきます
176蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 17:40:52 ID:NnNq9/QR
>>175 つづきです
 外国為替健全性管理も強化することにした。政府が昨年11月に発表した外国為替健全性監督強化方案の一部について、
さらに厳格な規制を導入した。

 まず国内銀行に適用される外貨流動性比率は銀行が自律的に日々管理して、その現況を毎月金融当局に報告するように
改正した。また中長期外貨資金管理費率算出時には、外貨貸し出しだけでなく外貨満期保有証券を含ませて、比率も現行
90%以上から100%以上に上方修正した。国内銀行にだけ適用されていた外貨流動性リスク管理基準も、外銀に適用すること
にした。これに伴い外銀も通貨別流動性リスク管理、資金調達先の多角化、危機状況分析および非常調達計画を樹立しな
ければならない。ただし外銀本店が流動性支援確約書を提出する場合、通貨別流動性リスク管理だけ守らせて国内銀行に
比べて緩和された基準を適用することにした。実需要以上の先物取引がなされないように、先物取引を実物取り引きの125%
以下だった基準も100%以下へ強化した。

◇外銀への影響大きいようだが、政府"補完策十分に用意"
 今回の対策は国内銀行よりは外銀へより大きい影響を与えるものと見られる。昨年11月の外国為替対策が主に国内銀行
の外貨流動性確保に焦点を合わせたものとすれば、今回は外銀にも補完策が必要だという政府の認識が多く反映された
ためだ。

 まず先物為替ポジション規制だけ見ても外銀が直接的打撃を受ける。4月末現在の国内銀行の先物為替ポジションは
15.6%で基準値を大きく下回っているが、外銀は301.2%で基準値より51.2%ポイントも高い状態だ。実際に55行のうち限度を
超過して先物為替を買いとっている19行の大部分は外銀支店だと伝えられた。また、銀行らの超過買い入れポジション
187億ドルのうち外銀が182億ドルと大部分を占めている実情だ。

 これに伴い限度を越えている外銀の場合、新規営業をする余力が消えるのはもちろん、限度を基準値まで縮小する過程で
営業萎縮、ドル流出など副作用ができるという憂慮の声も出てくる。 ある外銀では先物為替ポジションが900%近くまで達して
いる所もあって、この銀行は大規模調整が避けられないためだ。

 しかし政府は、施行後3ヶ月の猶予期間を設定して既存取り引き分に対しては最長2年まで例外を認めるなど、補完装置を
用意したので中長期的には外国為替市場安全性確保に役に立つと見ている。

(2/3) つづきます
177蟹 ◆M6A1eiUUqQ :2010/06/13(日) 17:41:36 ID:NnNq9/QR
>>175,176 つづきです
 先物為替ポジション制限新設時には先物為替取り引き規模が減ってしまい、企業の正常なファンヘッジを困難にさせると
いう指摘も出る。しかし既存取り引き分は例外を認められていて、ポジション限度より低い銀行が多いためにファンヘッジ需
要を吸収する余力があり、中長期的に銀行の自己資本拡充時には買い入れ可能な先物為替需要も増えるので、大きな問
題はないというのが政府の説明だ。

 先物取引を実物取り引きの100%以下へ規制を強化したために、実需要取り引きの萎縮憂慮が出てくるが、政府は現在ほと
んどの銀行と企業は100%以内でヘッジをしているので、大きい衝撃はないと反論している。

 政府は外貨貸し出し制限についても、海外使用設備資金の外貨貸し出しは許容して、既存国内施設資金外貨貸し出しの
満期延長許容、中小製造業者に対する国内施設資金の外貨貸し出し許容など補完策を用意した。3月末現在の中小製造
業者を除いた国内施設資金に対する外貨貸し出し残額は108億ドルだ。

◇外銀反発の可能性、政府"適応していくこと"
 今回の対策による影響がどのようになるかは、外銀の認識と評価にかかっている。不当な規制と反発する場合、外国為替
市場の不安要因が増幅されるだろうが、概して対策の必要性にうなずく雰囲気が強いというのが政府の考えだ。

 政府関係者は"数回市場の雰囲気を確認したが、全体的な枠組みに共感するという雰囲気が多かったし、耐えるだけの
ことはあるという評価が主流をなした"と話した。外銀が営業縮小や市場撤収のような極端反応を見せるのではなく、かえって
変化した環境に適応する公算が大きいということだ。

 実際に先物為替ポジション限度を超過した一部の外銀では、営業を大幅縮小するよりも自己資本を拡充する方式で営業
基盤を拡大するという反応まで見せたと分かった。外銀に対する規制が新設されても、外銀の立場では相変らず韓国が営業
活動として有利な場所だという認識が広がっているためと解説される。

 政府は今回の対策が短期的に為替レートなど外国為替市場に否定的影響を及ぼしかねないが、長期的には急激な資本
輸出入緩和を通じて通貨・外国為替市場の安全性を高めて、マクロ経済全般に肯定的に作用すると期待している。政府関係
者は"今回の対策が出てくるという話は数回報道されていて、骨格も紹介されたのですでに為替レートなど外国為替市場に
だいぶ反映された状態と見ている"として、"ただし短期不安要因になり得るだけに市場状況を注目する"と話した。

(3/3) 以上です