中国"米国の信用等級世界13位に"
2010/07/12 11:53送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/07/12/0200000000AKR20100712104800089.HTML http://img.yonhapnews.co.kr/photo/yna/YH/2010/06/29/PYH2010062901050007200_P2.jpg S&Pの世界企業&政府信用等級担当責任者のポール・コグリン理事
政治の安全性、経済の成長性を重点評価
(上海=聯合ニュース)キム・テホ特派員=中国が米国の信用等級を自国より、低い世界13位と評価した。
中国最初であり唯一の信用評価機関の大公国際資信評估は、12日に'大公50ヶ国信用評価報告'で、中国の元貨債権の
信用等級がAA+、外貨債権の信用等級がAAAと全世界10位を記録し、米国のドル債権のAAと外貨債権AA等級より
優秀だったと発表した。
米国の総合信用等級は中国より3階段の下の13位であった。
大公が評価した50ヶ国は、全世界の国内総生産(GDP)の90%を占有する主要国らだ。
大公は政治安定と経済成長が、優秀な新興開発国家に高い点数を付与し、経済発展が遅くて債務負担が高い先進国に
低い点数を与えた点が、ムーディーズやスタンダードアンドプアーズ(S&P)、フィッチなど世界3大信用評価機関らの評価
と違った点だと説明した。
韓国はウォンの債権と外貨債権のどちらもAA-等級を受け、総合信用度14位を記録し、日本より一段上に上がった。
英国とフランス、イタリアなど先進国も信用等級総合順位が各々16位と17位、28位に後れを取り、ドイツは11位と中国より
一段低かった。
信用等級の総合1位は、本国貨幣と外貨債権等級で、全部AAAを受けたノルウェーであり、引き続きデンマーク、
ルクセンブルグ、スイス、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、オランダなどの順だった。
大公は国家の総合実力と政府の財政能力が、国家信用等級評価に影響を及ぼしたとし、国家の総合実力には持続的な
発展能力と、未来の安定した財政収入の潜在力が考慮されたと説明した。
業界の関係者は大公の今回の信用評価に対し、"中国が国際的に政治と経済部門で占める比重が高まり、自らの声を
出そうとする動きと見える"と評価した。