●<中国、早産の嬰児の遺体秘密取引>
人工皮膚、人工角膜製造に使用
2010/06/21 16:00送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/06/21/0200000000AKR20100621096200083.HTML (北京=聯合ニュース)チョ・ソンデ特派員=中国で人工分娩を通じて出産直後に死亡した、早産嬰児が人工皮膚や
人造角膜などの製造用として、秘密で取引された事実があらわれた。
中国陝西省成都の西安市の華仁病院の医療スタッフ3人は、亡くなった早産児の遺体を、人工皮膚などを作る
艾爾膚有限会社に譲り渡した疑惑により、拘束されたと京華時報が21日に報道した。
早産嬰児の秘密取引は、この病院で夫人が身ごもった胎児を、早期出産させた王某氏の告発でわかった。
王氏は夫人の曹某氏が身ごもり、6ヶ月後に女の子であることを知ったため、医者たちの勧告により早期分娩を
通じて流産させることを決め、去る16日に曹氏を華仁病院に入院させた。
翌日の明け方まで、長らく手術室の外で待っていた王氏は、子供の泣き声が聞こえた直後に、看護師が黒いカバン
を手術室の外の男に渡しているのを目撃した。 胎児は出産直後亡くなったと分かった。
そのカバン中に自分の'亡くなった子供'が入っていると直感した王氏は、その男を尾行して問題の会社の事務室が
ある合力紫郡ビルディングA洞10704を確認した後、警察に申告した。
警察は黒いカバンを持った男を含む、人造皮膚と人造角膜を研究製作するという艾爾膚有限会社の職員4人を拘束し、
引き続き華仁病院の医療スタッフ3人を拘束した。
中国では法律上、早産児は火葬するべきであり、科学研究の資格がない会社は早産児遺体を扱うことができない
ように規定している。
山柴杷情県の法正平安法律事務所の屈建国弁護士は"艾爾膚有限会は科学研究の資格がなく、早産児遺体を
持っていった4人の職員が、科学研究員あるいは医療要員としての資格がなければ、遺体侮辱罪の疑惑がある"
と話した。