豪華庁舎の'城南市庁舎'売却されるか?…課題'山積み' 【ニューシス 中央日報】
http://news.joins.com/article/608/4220608.html?ctg=1000&cloc=home|list|list1 http://news.joins.com/component/htmlphoto_mmdata/201006/htm_2010060515434320002010-001.JPG 豪華庁舎論議をかもしてきた京畿(キョンギ)城南(ソンナム)市庁舎を売却して、福祉予算などに使うと公約していた
民主党イ・ジェミョン候補(45)が当選したことで、実際に売却がなされるのか関心が集まっている。 イ当選者は5日、ニュー
シスのインタビューに"市庁舎を売却するためには現庁舎敷地の用途変更、代替敷地選定問題などがあり、今すぐは
難しいが長期的に推進する"として、"立候補の時期と立場に変わりはない"と明らかにした。
彼は麗水洞(ヨスドン)にある現市庁舎を7000億ウォンで民間に売却し、新庁舎建設のための2000億ウォンを除いた
5000億ウォンを、地域福祉コミュニティ実現事業や持続的な雇用創出事業などの予算に重点的に使う計画だ。地域福祉
コミュニティ実現事業は、公立保育施設拡充と脆弱階層ケアサービスの拡大、老人共同住居施設建設、福祉分野雇用
拡充、低所得層チョンセ賃貸およびチョンセ資金支援など15事業ある。持続的雇用創出は、雇用創出支援センター建設、
市傘下機関の非正規職正規職化など6事業だ。
イ当選者はまず庁舎売却までは歩道ブロック交替工事費用など浪費性予算を減らし、地域福祉コミュニティ実現事業
などに使う方針だ。また、庁舎内の不必要な事務空間を市民のための24時間託児施設などの空間へ変更して、売却が
なされる時まで使う予定だ。彼は選挙運動期間"豪華庁舎を市民に還元する"として、"長期的に7000億ウォンで民間売却
して、2000億ウォンでこぢんまりした新庁舎を作り、残りは福祉予算、雇用などのための市財政の調達方法に使う"と公約
した。
しかし市庁舎を売却するには、敷地用途変更、代替敷地選定、市議会承認など解決するべき課題が山積している。現在
公共用地である市庁舎敷地7万4000平米余りを、民間売却が可能な商業用地へ土地用途を変更するためには、土地所有
権が城南市へ移転される2013年に可能になる。現庁舎敷地は国民賃貸住宅団地の城南麗水(ヨス)地区事業内に含まれる
LH公社の所有だ。
市は所有権移転前でも国土海洋部やLHなどと土地用途変更を協議できるが、'特典論議'が提起されて用途変更が容易
ではないものと見られる。市は2009年にLHから市庁舎の敷地7万4000平米余りを、造成原価である1700億ウォン(1平米
あたり約220万ウォン)で購入しているので、7000億ウォンで民間売却する場合、建築費を除いても3000億ウォン以上の
差益が発生する。
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