●北"南に検閲団派遣..制裁に対しては全面戦争"(総合)
国防委、天安艦の発表は'謀略劇'と主張.."西海などの小さい事件にも物理的打撃"
2010/05/20 11:20送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/05/20/0200000000AKR20100520086300014.HTML (ソウル=聯合ニュース)チャン・ヨンフン記者=北朝鮮最高権力機構の国防委員会は、20日にスポークスマンの声明を発表し、
韓国の天安艦の調査結果発表を'ねつ造劇'と主張し、国防委の検閲団を、韓国に派遣すると明らかにしたと朝鮮中央放送が
この日に伝えた。
北朝鮮の今回の声名は、韓国国防部の天安艦の調査結果発表が始まって30分後の10時30分頃に出てきたという点から、
過去の挑発の時とは異なり、異例的に速かに反応したのだ。
特にすでに調査結果発表が予定されていた状況で、北朝鮮は国防委のスポークスマン名義の声明をあらかじめ準備して
おき、南側の発表を見守った後、直ちに発表したのではないかという観測も出てくる。
国防委はこの日発表したスポークスマン声明で"天安号の沈没が、私たちと関係していると宣言したため、それに対する物証
を確認するために、国防委員会検閲団を南朝鮮現地に派遣する"とし"艦船の沈没が私たちと関係しているという物証を、
出さなければならないと話した。
声明は"検閲団の前に出した物証には、ただ一点のささいな疑惑もあってはならないということをあらかじめ想起させる"
と強調した。
国防委は引き続き"どんな報復と報復行為に対しても、私たちの国家的利益を侵害する如何なる制裁に対しても、即時の
全面戦争を含む強硬措置で答える"とし"私たちが遂行する全面戦争は、ねつ造劇をつくった逆賊の暴言とその追従者の
本拠地を清算し、統一大国をたてる全民族的であり、全人民的な国家的な聖戦だ"と主張した。
また"朝鮮西海を含む私たちの主権が行使される領海、領空、領土で発生する小さな事件も対決狂信者らの挑発と烙印し、
容赦のない報復打撃、慈悲を持たない強力な物理的打撃により、対応するだろう"と警告した。
国防委は"何の物証もなく、天安号沈没事件を私たちと無理に結びつけたあげく、ついに沈没の原因が私たちの魚雷攻撃に
あるように、ねつ造された合同調査の結果というのを発表して内外の世論を糊塗している"とし"天安号の沈没事件は逆賊の
暴言の謀略劇であり、ねつ造劇以外には見られない"と話した。
これと共に"私たちはこの機会に米.日当局と、それらの国に従う遊ぶ猫も杓子も野原も、前後のことをよくわきまえ、行動する
ことを厳重に警告する"と付け加えた。