サムスンの携帯電話が爆発、金属部分がめくれるほどの衝撃−米国
2010/05/17(月) 13:13
米国のITブログサイト「ギズモード(Gizmodo)」は14日、
米国でサムスンの携帯電話が爆発する事故が発生したとの記事を掲載した。ギズモードは4月に
「次世代iPhone」の試作機と思われる端末をネットで公開し、大きな注目を浴びたサイト。
韓国ではギズモードが報じた爆発事故の真相について、高い関心が集まっている。韓国メディアが報じた。
ギズモードによると、米通信大手ベライゾン(Verizon)を通じて販売された
サムソン電子のタッチディスプレイ携帯電話「サムスンローグ(Samsung Rogue)」が、
原因不明の爆発を起こした。この爆発事故を訴えている「Corey Hurst」という所有者は、
車を運転中にシートから転げ落ちた携帯電話を拾おうとしたところ目の前で携帯電話が爆発。
この約20分ほど前から変な音や画面表示に問題が生じていたと主張している。
ギズモードには爆発したとされるサムスンローグの写真が数枚掲載されている。内側の金属部分がめくれて
飛び出し、ボディーは半分ほどしか原型をとどめておらず、爆発の威力は大きかったものとみられる。
所有者はサムスン電子側に爆発事故が起きたことを伝えたが、「製品の問題ではない。
外部衝撃により発生したものと推測される」として品質不良による爆発ではないことを強調したという。
また、事故により負傷したと訴えたが、これについては何の返答もないことが明らかになっている。
ギズモードで爆発を指摘されているのはサムソンローグ(Samsung Rogue)のSCH−U960で、
QWERTY配列キーボード、3.1インチAMOLEDフルタッチディスプレイ、300万画素カメラを搭載した
スライド式モデル。サムスン電子の北米での携帯電話市場占有率は、29.9%に達する。(編集担当:新川悠)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0517&f=business_0517_109.shtml