日国土交通相が仁川空港をベンチマーキング? 【聯合ニュース 東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20100502/28037667/1 日本の国土交通相が米国からベトナムへ行く途中、自国内の空港を経ないで仁川(インチョン)国際空港で乗り
継ぎをして注目を集めている。
2日仁川国際空港公社によれば、前原誠司日本国土交通相一行はこの日午後4時、ワシントンを出発した大韓
航空機からおりて、仁川国際空港に到着した。一行は3時間半ほど仁川国際空港を視察して、午後7時30分に
大韓航空機でベトナム、ハノイへ出発した。
一行が米国から日本の空港を経てベトナムへ行く路線が多いのにもかかわらず、あえて仁川空港乗り継ぎを選択
したのは、東北アジアのハブ空港として成長している仁川国際空港をベンチマーキングするためだ。
一行は空港公社職員の案内を受けて空港CIQ(出入国手続)区域から出て、広報映像物の視聴と仁川国際空港の
発展戦略に対する説明を聞いた。特に旅客ターミナルを視察して、乗り継ぎサービス施設と乗り継ぎ手続きに高い
関心を見せた。
実際に成田空港では仁川空港を利用する乗り継ぎ客数が毎年増加していることに、競争空港として威嚇を感じて
いると伝えられた。仁川国際空港公社によれば、乗り継ぎ客数は2004年には292万人に過ぎなかったが、2005は305
万人、2006年336万人、2007年379万人、2008年442万人、2009年には506万人まで増加した。何より開港以来ずっと
11〜12%だった乗り継ぎ率(国際線乗り継ぎ客数÷国際線旅客数)が急増して、昨年初めて18.5%を記録した。
仁川空港を視察した前原誠司国土交通相は"以前から仁川空港に関心を持っていたが、ハノイに行く乗り継ぎ路線が
あるという話を聞いて仁川国際空港に立ち寄ることになった"として、"仁川空港を見ると各種施設が本当に立派だという
気がする"と話した。
仁川国際空港公社関係者は"日本国土交通相の訪問を契機に、仁川国際空港と日本の空港が競争関係を越えて
相互協力関係に発展できることを期待する"と話した。