●<米国.中国両国での綱引き(チュルダリギ)..火がつく'天安艦外交折衝戦'>
米国、制裁参加に圧迫..中国慎重論で持ちこたえること
2010/05/25 10:56送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/05/25/0200000000AKR20100525085200043.HTML (ソウル=聯合ニュース)ノ・ヒョドン記者=政府による24日の天安艦後続対応措置発表を契機に'天安艦外交折衝戦'に火が
ついている。
国連安保理を中心に強力な対北朝鮮制裁手順を踏もうとする、韓.米.日に対し、これに慎重論を展開している中.ロの
外交的対立戦線がその中心軸だ。
特に東北アジア領域内秩序の主導権を囲んだ、G2(米.中)の力比べが作用し、外交折衝戦の熱度を一層より高めている。
このような外交折衝戦の行方は、中国の武大偉韓半島事務特別代表の24日の訪韓、ヒラリー・クリントン米国務長官の
26日の訪韓、28日の韓.中首脳会談、29〜30日の第3次韓.日.中の首脳会議を経て、大きい枠組みの糸口をつかむものと
見られる。
まず米国の世論による圧迫の歩みが注目される。 24日に北京で開かれた第2次戦略経済対話でクリントン長官は
"米.中両国が天安艦事件に対する対北朝鮮制裁に、必ず協調しなければならない"と中国を公開的に圧迫した。
天安艦事件を輪として、対北朝鮮制裁局面の確実なイニシアチブを握ろうとする意図と読まれている。 クリントン長官は
このような勢いを繋いで、26日に韓.米外交長官会談を通して韓.米間の歩幅を調整する予定だ。
これに中国は相変らず慎重論で、持ちこたえている。 天安艦事件は'不幸なこと'だが事後処理が韓半島の緊張と不安定性を
高めてはいけないという原則論を繰り返し強調しているというのが、外交消息筋の分析だ。
23日に北京でクリントン長官と会合した、戴秉国国務委員は'まだ北朝鮮に責任があるという確信はない'という立場を見せた
と伝えられた。
ここには天安艦事件により対北朝鮮への制裁局面が造成される場合、6者会談の再開を通じて東北アジア情勢の流れの
主導権を握ろうとする構想に、支障をきたす可能性があるという憂慮が作用しているという分析が出てきている。
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