鯨に注目する政府"捕鯨のドアを開ける" 【釜山日報 東亜日報】
http://localen.donga.com/photo/feed_r/3/06/20100421/27733642/1 http://localen.donga.com/IMAGE/2010/04/21/27729908.2.jpg "鯨捕獲は禁止する。"1986年に発表された長官告示内容だ。鯨と関連した我が国の唯一の法規定だ。1982年に
国際捕鯨委員会(IWC)が宣言した商業捕鯨モラトリアム(禁止措置)に、我が国は1986年から参加したが関連規定は
粗末だった。しかし、24年ぶりに水産資源管理法施行令が制定されて鯨資源管理が法的枠の中に入ってきた。
科学調査'法的裏づけ'奏効
販売・流通告示もまもなく可能、IWCの商業捕鯨許可に注目
△"手遅れになる前に"
これまで細部規定がなかったことで、捕鯨はもちろん科学調査、捕獲時の処理、DNAなど資源管理などが体系的に
なされていなかった。農林水産食品部漁業政策課の関係者は"現政権は鯨資源利用に関心が高く、沿岸国としての管理
主権を持つというのが基本方針だ"と明らかにした。
同時に政府では鯨捕獲禁止告示も改正して、捕獲された鯨の活用、資源管理、販売・流通などに対する体系を作る
計画だ。政府かこのように前向きに出たのは、最近の日本とIWCの雰囲気と関係がある。農水産部関係者は"日本は
沿岸捕鯨を要求していて、IWCにもこれに対して友好的な雰囲気がある"として、"私たちも鯨政策の変化が必要な時期
だ"と明らかにした。日本は商業捕鯨の代わりに生存捕鯨・科学捕鯨形態でクォーター確保に努めている。
△鯨、どれくらいいるのか
昨年国立水産科学院の目視調査の結果、私たちの沿岸では1千478匹が目撃された。だが年によって少ない時には
100匹ほど、多い時には5千300匹まで目視されるほど偏りが大きい。鯨の数は目視調査を実施した地域で発見された
数に、全体面積をかけて推算する。鯨研究所ムン・テヨン所長は"目視調査は天候の影響が大きく、種類により餌や生
態が違っているので、どうしても偏ってしまう"と明らかにした。
2008年に捕獲された鯨は751匹で、1996年以来最も多かった。これに対する解釈は機関ごとに違う。農水産部所属鯨
研究所ムン所長は、"ひとまず資源増えたと解釈できる"と明らかにした。しかし、蔚山(ウルサン)環境運動連合オ・ヨンエ
事務局長は"それだけ需要が増えたことを示している"と反論する。国際的にシロナガスクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラ、
セミクジラ、ニタリクジラなど12種で商業捕鯨が禁止されている。
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△捕鯨できるのか
捕鯨をしようとするならIWCの承認手続きを踏まなければならない。IWCの大原則は保存・管理をして余剰資源に限って
捕獲を許容している。あくまでも資源調査が先だ。農水産部関係者は"現在の鯨研究所の調査は鯨の回遊地や経路など
に対する根拠が不足していて、科学的資料として不足する"と指摘した。研究員もたった2人だけだ。IWC内の反捕鯨国も
主に資源調査の不良を問題にしている。
今回の施行令制定で、いままで商業捕鯨が禁止されていた12種以外に対する捕鯨の道も開かれることになる。農水産
部関係者は"残り30種余りについても、今後5年ほど科学調査をした後に利用方案を打診するだろう"と明らかにした。
政府はIWCなど国際社会の動きに沿うようにするという立場だ。水産業法施行令に含まれながらも終盤に削除された'近海
捕鯨漁業'を再度含ませるかについてもIWC総会以後に先送りした。これまで反捕鯨国は貿易規制カードで圧迫してきた。
△IWCはどんな所?
1979年に設立されたIWCは現在88ヶ国が加入している。IWCの大原則は"商業捕鯨を禁止する"ということだが、科学的
資源評価の目的で捕獲を承認することもある。しかし、案件議決の定足数が4分の3必要で、商業捕鯨クォーターは付与
されることができなかった。現在の会員国も捕鯨国と反捕鯨国で半々に分かれている。国立水産科学院関係者は"IWCは
保護も、捕鯨もできない植物人間状態"と指摘する。
今年IWCでは商業捕鯨の一時許可問題が関心事だ。日本のような会員国は商業捕鯨を認めなければ脱退すると脅しを
かけている。今年第62次IWC総会は6月21日からモロッコで開かれる。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <魚類と混獲されたクジラが増えているのは、ミスなのかわざとなのか