【wktk】韓国経済ワクテカスレ 285won【春の公示炎】

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悪徳大株主の'死んだふり' 【イーデイリー 朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2010/04/07/2010040701155.html

 戦場で死んだふりをして生き残ったという話をたびたび聞く。倒れているものは標的ではないから可能だっただろう。
最近会社の資金を'横取りした'コスダックの不道徳な大株主も似た手法を使っている。監督当局の目標は不良企業を
市場の外に追い出すことであって、当局が会社をいちいち調査しない一種の隙間を巧妙に悪用しているのだ。

 コスダック企業の横領事件は昨日今日のことではない。事実会社の金庫にお金がどれくらいあるかは、会社経営陣と
その会社を監督する会計法人以外には分からない。誰かに貸したと言い逃れればそれまでで、非上場企業株式の価値
を膨らませて取得した後は、非上場でお金を取り出してもなんともない。

 しかし会計帳簿に対して厳格な規定を突きつける'上場廃止実質審査'という制度が導入された後、コスダック企業の
風景はちょっと変化があった。会社資金を引き出した事実を隠せる手段がなくなった。良かった時代(?)も終わったのだ。

 こうした変化に合わせて不道徳な大株主の戦略も変わってきつつある。そのつが'死んだふりをすること'だ。簡単に言うと
会計監査に協力しないで、わざと静かに上場廃止されることだ。厳しい会計監査を受ければ、横領が明らかになっても
会社が退出するのは防げる。しかしそのような場合、横領額と手法がそのままあらわになって、会社は生き残っても大株
主は告発されたり捜査を受けることになってしまう。

 それよりも静かに伏せておいて、証券市場から退出するのが大株主の立場では次善策なのだ。もちろん小額株主らは
びっくりして飛び上がるだろうが。経営陣が会計監査を拒否して持ちこたえる場合、現行法上最も大きい罰則はその会社を
証券市場から退出させることだ。その後に、いったいなぜ関連書類を提出しなかったか、横領額はどれくらいなのかを調査
する監督機関はない。罪のない会社が経営陣の不正を隠すために市場から退出することがたびたび生じることがあると
いう意味だ。

 営業利益が着実に上がる上場企業を、大株主の横領をまともに調査もせず退出させれば、そのことは大株主には'騒々
しくせずに外に出て行って静かに食べ物を作って食べなさい'という意になる。市場から退出すれば小額株主の株式は休止
になって、わずか十数パーセント余りの持分で経営権を確保した上場企業の大株主は、その会社を思うままにする独裁的な
オーナーになる。

(1/2) つづきます