釜山貿易'体だけ大きくなった病弱な人'になった 【釜山日報 東亜日報】
http://localen.donga.com/photo/feed/3/06/20100319/26953270/1 http://localen.donga.com/IMAGE/2010/03/19/26952666.2.jpg 釜山地域の貿易規模が10年間で倍以上に大きくなったが、収支はますます悪化していることが明らかになった。
韓国貿易協会釜山地域本部は2000年から10年間の釜山地域の輸出入現況を総合して、'統計で見た釜山貿易10年の
成果報告書'を19日発表した。報告書によれば釜山地域の輸出入実績は、2000年の88億2千万ドルから昨年201億4千
700万ドルに増えて、10年間で2.28倍成長した。この期間で貿易実績が最も高かった年は2008年で輸出入総額が278億
9千700万ドルに達した。2000年と比較すると3.16倍の成長だった。
釜山の貿易実績は2000年以後粘り強い成長の勢いを続けてきたが、世界金融危機が迫った昨年には逆転した。昨年の
輸出入実績は2008年に比べて28%下落した。
釜山の貿易規模は大きく成長したが、収支は2002年に赤字に転換して以来8年連続で赤字行進を継続している。輸出
入が均衡を成し遂げられずにいるという意味で、赤字幅も順次大きくなる傾向だ。2002年に4億8千万ドルだった釜山地域
貿易赤字は2008年には21億7千800万ドルに増加した。
地域別輸出入実績順位を見ると、釜山は全国9位前後で上下している。昨年の輸出実績は94億9千万ドルで8位を記録
した仁川の154億ドルとは大きい格差があって、追い上げは難しい状況だ。しかし10位の光州(89億ドル)とは5億9千万ドル
しか差がなくて、順位が逆転する可能性も高い状況だ。この期間の釜山の全国輸入順位は9位に固定された。
過去10年間の釜山の輸出1位品目は昨年は輸出比重15.3%を占めた船舶だった。乗用車と自動車部品なども輸出部門で
船舶の後に続く'孝行息子品目'で現れた。釜山地域最大輸入品目は原子力発電用ウラニウムだ。
釜山の最大輸出市場は2003年に日本を抜いた中国だ。最大輸入国も中国だ。釜山輸出入実績中で中国輸出比重は
15%前後で、輸入比重は30%前後だ。引き続き日本とアメリカが釜山の3大貿易相手国になっている。
地域内ではノクサン産業団地がある江西区の輸出比重が最も高かった。江西区は釜山輸出物量の30%ほどを負っている。
貿易協会ナム・ジンウ釜山本部長は"釜山は主力産業の造船業を中心に粘り強く交易量を増加させてきたが、国内輸出
比重は3%にも至らないなど'第2都市'としての地位が揺れている"として、"大韓民国貿易関門という過去の名声を取り戻す
ためには輸出拡大のための大々的な努力と支援が必要だ"と話した。