【wktk】韓国経済ワクテカスレ 282won【債の河原】

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三星電子、韓・中・日政府より不渡り危険が低い 【聯合ニュース 朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2010/03/16/2010031600281.html
三星電子の不渡り危険度が、我が国はもちろん中国や日本政府より低いことが分かった。

 16日国際金融センターと債権業界によれば、海外債権市場で三星電子の信用不渡りスワップ(CDS)プレミアムは
0.50%ポイントで取り引きされている。CDSプレミアムは外貨表示債権が取り引きされる時に、発行機関の債務不履
行の可能性に備えて投資家が支払う保険商品の加算金利だ。この数値が低いほど政府または企業の不渡り危険が
低く評価されているわけだ。

 過去1%ポイント前後だった三星電子のCDSプレミアムは、金融危機の余波で2008年10月21日6.60%ポイントまで上昇
したが、以後早く安定を取り戻した。それと共に我が国政府が発行する外国為替平衡基金債権のCDSプレミアム(0.74%
ポイント)より低くなっただけでなく、英国(0.68%ポイント)、中国(0.62%ポイント)、日本(0.59%ポイント)よりも低くなった。

 わが政府の外平債CDSプレミアムも、金融危機2008年5月26日(0.71%ポイント)から約22ヶ月ぶりで最も低い水準だが、
三星電子にはまだ至らない。KT(0.61%ポイント)や韓国電力(0.62%ポイント)のような代表優良企業も、かなりの先進国より
不渡り危険度が低く判断されている状況だ。

 会社債が国債よりさらに安全に思われる‘逆転現象’は、金融危機と南ヨーロッパ財政危機を契機に目立っているという
分析だ。国家債務が大きく膨らんで、国家も破産することがあるという‘ソブリンリスク(政府危険)’が浮上して、国内優良
企業の不渡り危険度が、政府よりさらに低く評価されているということだ。

 ウリ投資証券シン・ファンジョンアナリストは、“政府は借金が過度に増えれば政治・経済的利害関係を考慮してデフォ
ルト(債務不履行)を宣言することができるという認識が拡散している”と伝えた。

 国際的に豊富な流動性事情と、該当債権の発行物量などが影響を与えているという見解もある。三星証券FICC運用
チーム キム・ジュン次長は、“出口戦略遅延で海外投資資金が豊富になって、資金状況が良い企業らの流動性危険を
低く見ているようだ”と説明した。

 国際金融センターユン・イング研究員は、“政府は周期的に外平債を発行するが、企業は外貨債権発行物量が少なくて
CDSプレミアム取り引き需要が少ない理由もある”と話した。