<中国、元貨為替レートは、どのようにするだろうか>
'漸進的切上げ'が1順位シナリオ
シンガポール式換制も模倣するかも..1回性の切上げは暗い見通し
2010/04/06 10:41送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/04/06/0200000000AKR20100406066700009.HTML (ソウル=聯合ニュース)ソン・ジェギュ記者=米国行政府が、議会の反発を押し切って為替レート報告書の発表を
先送りする形で、中国に誠意を見せたことに対し、北京側がどのように出てくるのかに国際社会の関心が
集められている。
中国は、米国が当初15日に予定された半期での為替レートの報告書発表を先送りすることにしたことに対し、
6日現在、公式的な反応を見せないでいる。
これと関連して、基本的に為替レート調整に反対する立場の、中国商務部傘下の貿易経済研究院の霍建国
院長は、5日のロイターと会見で"近い期間中には元貨の調整があるとは見ない"とし"私たちは、中国の輸出
回復傾向が持続するのかを見守る必要がある"と話した。
また"中国企業が、元貨の切上げに対処できるのかも見なければならない"と彼は付け加えた。
しかし霍院長は、米行政府の措置は"肯定的な信号だ"とし"最小限、米国が追加議論と交渉を可能にする余地
を作った"と評価した。
こうした中、ロイターは5日に'中国の為替レートの政策変更が、差し迫ったのかもしれない'という題名で、北京側
が取るかも知れないシナリオを述べた。
ロイターは、中国が今後の数ヶ月間で取るかも知れないという前提で、先に'漸進的な切上げが再開される
可能性がある'と指摘した。
これを1順位のシナリオとして展望し、多数のアナリストは、元貨の切上げは早ければ今年の2分期に始まり、
今後12ヶ月間でドルに対する価値が、3-4%上げるのではないかと見通すと付け加えた。
(1/3)続きます。