LG電子、子供死亡事故受けてドラム洗濯機全面リコール 【朝鮮日報】
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2010/02/23/2010022301112.html?Dep0=chosunmain&Dep1=news&Dep2=headline1&Dep3=h1_02 LG電子は子供が入って遊んでいたことが原因で窒息死した、ドラム型洗濯機の全面リコールを実施すると23日決めた。
LG電子は2008年11月以前に生産された10sと12sクラスの旧型ドラム洗濯機を対象に、来月2日から自発的リコールを
実施すると明らかにした。このリコール措置は旧型洗濯機の洗濯槽の中からもドアをあけられるように、安全基準が強化
された新型開閉装置へ無償交換替する内容だ。リコール対象のドラム洗濯機は約105万台と推定される。
これは18日に大田市(テジョンシ)儒城区(ユソング)松江洞(ソンガンドン)のあるアパートで、7才の子供が家にあったLG
電子の旧型ドラム洗濯機中に入って亡くなったまま発見されたことがきっかけだ。
LG電子関係者は“子供を持つ両親などが希望する場合は、例外なしで新しい安全基準に合う開閉装置に無償交換する
計画”と話した。LG電子は同時に洗濯機を使わない時にはドアを閉められないようにする、子供保護用安全キャップを希
望する消費者に無償提供する計画だと明らかにした。
またドラム洗濯機と関連した子供安全事故を予防するために、両親と教師、子供を対象にした全国的な安全使用キャン
ペーンを実施することにした。同社は幼稚園と小学校を訪問してドラム洗濯機安全使用説明会を開き、自社のすべての
ドラム洗濯機広告に安全使用を案内する文章と絵を入れて危険性を知らせていく計画だ。
LG電子洗濯機事業部長のチョ・ソンジン副社長は、“安全な洗濯機使用文化を定着させるために今回のキャンペーンを
準備した”として、“それでも子供が洗濯組に入る事故が再発する恐れはまだあるので、大人たちの細心の注意が必要だ”
と話した。
家庭で使用中のLG電子洗濯機がリコール対象なのかどうかは、LG電子サービスセンター(****-****、****-****)と
LG電子サービス ホームページ(www.lgservice.co.kr)を通じて確認することができる。