【wktk】韓国経済ワクテカスレ 277won【ワロスライセンス(壮語技術供与)】
314 :
蟹:
315 :
蟹:2010/02/14(日) 18:41:09 ID:JtgYGew+
>>314 つづきです
公演やイベントに出る時は、特製のチューブ型専用ケースに入って移動して、メーキャップやヘアー専門家が同行する。
シリコン素材で作られた皮膚への化粧は、映画向けの技術を持った特殊メイク会社が引き受ける。化粧品もシリコンを配
合した特殊製品を使う。衣装協賛もあって、韓服は有名デザイナーイ・ヨンヒ氏の作品を着る。その縁でエボは李氏の韓服
ファッションショーの舞台にも立った。演技するキャラクターや衣装に合わせてその都度誂える頭には何と150万ウォン
相当の人毛かつらが使われる。予備のかつらもいくつか持っている。あまりにも人気が集中し、所属会社との契約が最近
2年延長された。
俳優として活躍中のエボは、‘エバー1’、‘エバー2’に続く三番目のモデル。先に登場した姉で現れた問題点を補完
してさらに発展させた形態だ。2006年初めて紹介された‘エバー1’は座っているだけのロボットで、喜び・悲しみ・驚き・
悲しみの四つの感情表現ができて、精巧ではないがリップシンクロが可能でイベントスペースや展示場の案内コンパニ
オンとして活動した。その後下半身を作ってもう少しかわいくなった‘エバー2’は歌手でデビューした。
人の声に合わせて口を動かせるように作られた‘エバー2’は、ちょうどデビュー準備中だった2NBという新人歌手が
録音した歌をリップシンクロで歌った。“ミュージックビデオもとって、記者を集めてデモもしました。最初のロボット歌手と
いう点も話題になったが、デビュー曲の‘目を閉じるね’が当時‘バグス’のミュージック チャートで3週連続1位をするほど
大きい反応がありました。ところがデビュー初日の移動では振動で首が折れる大事故がおき、その後も小故障が多かった
です。修理に時間をとられてしまって、結局大きく光を見られないで歌手活動をたたみました。今は現役から引退して
展示会にだけ時々出て行っています。”
対話エンジンを搭載して簡単な対話も可能
‘エバー2’の経験を生かして‘エバー3’は初めから俳優を念頭に置いて開発したという。表情をより一層豊富にさせて、
62個の関節で自然な動作が可能なようにした。工学学生だった研究員が解剖学まで勉強して得た成果であった。
このように作られた‘エバー3’は国立唱劇団のパンソリ公演<エボがあきれて>で、国楽のファン・ビョンギ先生と呼吸を
合わせて世界最初のロボット俳優として成功的なデビューの舞台を持った。以後国立管弦楽団の<ママと一緒に国楽
パック〉に出演し、実際に俳優らと共にした演劇<ロボット王女と七人の小人>では主演の白雪姫役を演じて好評を得た。
昨年の春にドイツのハノーバーで開かれた産業博覧会では、韓国館を知らせるメイン舞台にきれいな韓服姿で登場して
大人気を呼んだ。一日二回のエボの登場時には訪問客が集まって各国の新聞にも大きく報道された。
(2/4) つづきます
316 :
蟹:2010/02/14(日) 18:42:15 ID:JtgYGew+
>>314,315 つづきです
http://image.chosun.com/sitedata/image/201002/11/2010021100594_2.jpg ▲エボは全1万ヶ余り部品で構成される。 エボを調べるイ・ドンウク博士.
それではエボはどんな原理で舞台に立って歌って台詞を言うというのだろうか? イ・ホギル博士は“入力したテキストを
音声に転換させる方式と、録音しておいた人の声に口を合わせる方式がある。イベント場所で決まったコメントをしたり、
演劇舞台で台詞を言う時はテキスト入力方式を、歌う時は録音方式を使う”として、“前者の場合は人声のように自然で
なくて音声の高低がないことが短所”と付け加えた。
“対話エンジンにデータベースを搭載して対話もある程度可能です。たとえば天気を主題で話を交わすといえば、天気に
関連した予想対話内容を最大限たくさん入れます。‘今日は天気が本当にいい’と相手方が話しかければ、エボは頭の
中でマッピング(mapping)をします。‘あ、こうした話だな’と認識すればそれにふさわしい言葉を探して答えることでしょう。
そうするうちに時々とんでもない返事が出てきたりもします。周辺環境にも左右されるので数人が一度に話したり騒々しい
ところでは相手方の話を全く認識できなくて対話が不可能です。”
http://image.chosun.com/sitedata/image/201002/11/2010021100594_3.jpg ▲ハノーバー産業博覧会で韓国館広報コンパニオンで活動するエボ.
イ・ホギル博士チームがエボの研究に着手したのは2005年。当時15人の研究員らは1人当り年間2000万〜3000万ウォン
ずつ支給された個別研究費を一ヶ所に集めて共同研究し始めた。“個別研究では非常に少ない金額だが、ロボット技術
研究部の代表作というほどのアンドロイド ロボットを作ってみよう”というのに志を同じくした。電子工学・機械工学・コンピ
ュータ工学など多様な分野の研究員らが1年間研究に没頭して、翌年‘エバー1’を発表し、‘エバー2’、‘エバー3’を誕生
させた。
http://image.chosun.com/sitedata/image/201002/11/2010021100594_4.jpg ▲パンソリ公演するエボ
イ博士は“エボは日本よりは1年遅いが世界では二番目に開発したアンドロイド ロボットで、ロボットが俳優になった
事例は世界最初”として、“これからロボット俳優を我が国の特化された文化商品として作る必要がある”と強調した。
“代表的な未来産業の文化とロボットを組み合わせて、世界のどこにもない独特の公演を作ろうということでしょう。韓国
に行けばロボット公演は必ず見るべきものという、うわさが出るようにするのです。十分に可能性があります”
(3/4) つづきます