中国の緊縮憂慮にグローバル出口戦略も'停滞'
インド・オーストラリア・ノルウェーなど、ひきつづき金利の凍結…インドネシアも凍結
マネートゥデイ|アン・チョンジュン記者|入力:2010.02.04 14:21|照会:1440 |
http://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2010020411320314894&type=& 膨らんでいたグローバルでの出口戦略の議論が萎んでしまった。
中国が緊縮に動くのに伴った、景気の萎縮の憂慮により、ひとまず'傍観傾向'に入ったためと見える。
先月29日に、インフレ圧迫から、引き上げの可能性が大きかったインドが金利を凍結させたのに続き、先進国
の中では緊縮を先に行ったオーストラリアとノルウェーが、各々2、3日に金利の凍結を決めた。
特にオーストラリアは、昨年に主要20ヶ国(G20)の中で初めて金利を引き上げ、グローバルでの出口戦略ムード
を触発させたという点からも、今回の凍結の意味は大きい。 先立って3連続で金利を引き上げたオーストラリアが、
再度引き上げるという大多数の市場専門家たちの予想もはずれた。
これと関連して、ファイナンシャルタイムズ(FT)は、オーストラリア経済に莫大な影響力を及ぼしている、中国の
緊縮負担により、金利が凍結されたと見られると評価した。
主要原材料の輸出国のオーストラリアは、世界最大の原材料輸入国中国の経済動向に敏感に、反応するほかは
ない。 実際に対中国輸出減少により、去る12月にオーストラリアの貿易赤字は11月対比で大きく悪化した、
22億5200万オーストラリアドルを記録した。
中国と国境を隣あわせているインドの金利凍結も、中国発の緊縮波紋と無関係ではないという分析も出てくる。
もちろんインドは、既存の予想より幅広い支払準備率(支払準備率)の引き上げを断行した。 インド中央銀行の
リザーブバンクオブインディア(RBI)は、支払準備率を5.75%から0.75%ポイント引き上げした。 これは
ブルームバーグが集計した専門家の予想すら0.5%ポイントの引き上げを上回る水準だ。
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※中国の、影響力は大きいですね。