<中国で道路問題から村の間で衝突..数十人負傷>
広東省汕頭市の二つの漁村の村住民衝突..私製爆弾も登場
2010/03/10 10:54送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/03/10/0200000000AKR20100310083500074.HTML (香港=聯合ニュース)チョン・ジェヨン特派員=中国、広東省の汕頭市で、再び所有権の問題から葛藤を生じさせた
二つの漁村の村住民たちが衝突し、数十名が負傷する事件が発生した。
10日の南方日報によれば、去る7日の夜10時頃汕頭市にある漁村の村の梅田村の住民200人余りが、私製爆弾と
火炎瓶、銃器などで武装し、隣り合った港口村を襲撃した。
梅田村の住民たちは3時間近く港口村を歩き回り、家に火炎瓶を投げ、火を付けて港口村の人々を殴打した。
港口村住民1千人の中の大多数は、真夜中に梅田村住民たちが襲撃してきたため、かろうじて逃亡をしたが、村を
抜け出すことが出来なかった40人余りが負傷した。
特にケガ人の中で9人は、私製爆弾の破片が頭に当たるなど重傷を負ったと伝えられた。
汕頭市の警察の関係者は、二つの村の住民間での衝突の事実は確認したが、具体的な内容に対しては明らかに
することを拒否した。
警察は現在港口村を封じ込めており、この村の住民たちは臨時収容所で生活している。
二つの村の住民間での衝突は、海に通じる道路の所有権争いが、発端になったと分かった。
昨年の初めにも梅田住民たちが、港口村を襲撃し、これに抗議するために港口村住民400人余りが26隻の船に
別れて乗り、香港付近海でデモを行うこともあった。
去る2月には横石水の住民300人余りが、水不足問題に抗議して警察に連行された住民代表5人の釈放を要求し、
庁舎建物を取り囲んで激烈なデモを行うなど広東省では、大小の衝突事件が頻発している。