金融危機対応アジア共同基金スタート 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy_List/3/01/20091228/25089652/1 東南アジア諸国連合(ASEAN・アセアン)+3(韓国、中国、日本)国家らが、金融危機に対処するために作った域内金融安全
ネットワーク'チェンマイ イニシアチブ(CMI)多者間基金'が1200億ドル規模で来年3月24日公式スタートする。
金融安全ネットは、来年11月にソウルで開かれる第5次主要20ヶ国(G20)首脳会議の核心議題である上に韓国は来年G20
議長国なので、CMI多者間基金スタートを契機として今後のグローバル金融安全網構築議論の主導権を持つことになると
期待される。
28日企画財政部と韓国銀行によれば、アセアン+3財務長官および中央銀行総裁らはこの日出した会員国共同声明文で、
24日にCMI多者間契約書署名を完了したと明らかにした。これに伴い署名90日後の来年3月24日から効力が発生する。
'アジア版IMF'目指す第一歩といえるCMI多者間基金は1200億ドル規模でスタートする。韓国は192億ドル(16%)を分担して外国
為替流動性危機が発生した場合192億ドルまで引き出すことができる。中国(香港含む)と日本は各々384億ドル(32%)、アセアン
10ヶ国は240億ドル(20%)を分担する。分担する基金は各々の中央銀行に預けておいていて、危機が発生した場合、一週間以内に
分担比率により支援する方式であるので、実際支援がなされる前までは外国為替保有額に影響を及ぼさない。
CMIは1997年のアジア外国為替危機を契機に2000年タイのチェンマイで開かれた、アセアン+3財務長官会議結果によりスタート
した相互資金支援体制だ。スタートから今までは会員国両者間の通貨スワップ形態で維持されていて、スワップ規模は780億ドル
であった。CMI多者間基金は二者契約を会員国全体の多者契約に変更して規模も1200億ドルに増えた。
財政部当局者は"CMI多者間基金と、最近金融危機状況で結んだ韓中、韓日通貨スワップは別個の懸案だ"としながら"領域内
金融協力体制がより一層強くなり、外国為替市場急変にともなう否定的効果が各国に転移することを遮断できるだろう"と期待した。
アセアン+3会員国らはCMI多者間基金スタートに続き、来年5月は財務長官会議で会員国マクロ経済を監視する別途機構と
領域内発行債権に対して信用保証を提供する、信用保証投資機構(CGIF)を設立する方案も論議する予定だ。このようになれば
事実上国際通貨基金(IMF)の機能を整えることになり、今後アジア通貨基金(AMF)創設議論につながる可能性が高いと学界は
見通している。
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ミ( ゚w゚)彡 <出資比率3位なら助ける側ですね。