産銀、新しい船舶金融商品ABL開始 【アジア経済 中央日報】
http://news.joins.com/article/116/3931116.html?ctg=11 不況の余波で困難を経験している海運会社と造船会社が、相互協力を通じて船舶建造資金を調達できる
ようにする、新しい構造の船舶金融商品が出てきた。
産業銀行は21日、大韓海運と大宇造船海洋の共同投資会社'KLDS Maritime S.A.'が、大宇造船海洋が
受注したバルク船2隻に対する船舶代金1800億ウォンを、ABL(Asset Backed Loan)方式を通じて成功的に
金融斡旋したと明らかにした。
ABL方式はKLDSが保有した船舶2隻を担保に、傭船料予想収入を基本に大宇造船海洋と大韓海運の
連帯保証を付け、利子は傭船料収入で充当して元金は満期時に船舶を利用した再金融(Refinancing)を
通じて償還する構造だ。
産銀関係者は"ABL発行によってKLDSは保有船舶を安い価格で売却することなく、船舶建造資金を調達
することで、今後の海運景気回復にともなう船舶価格上昇と期待収益率の両方を享受できるようになり、
大宇造船海洋は建造資金を適時に受け取れるようになった"と説明した。