★喫茶居酒屋「昭和」参百弐拾参日目★

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544日出づる処の名無し
コピペ
小沢の司法試験落ちコンプレックスのエピソード

テリー じゃあ、小沢一郎はどうなんですか!?

大蔵 小沢はもっと怖くない。国民福祉税をやってくれたのは誰ですか?
小沢一郎その人でしょう。小沢一郎は橋龍と同じ慶応なんですけど、彼のコンプレックスは橋龍とまったく違うんだな。
彼のことは、一時期われわれも警戒したので、橋龍よりももっと詳しく研究したんですよ。研究した結果どういうことがわかったかというと、
彼のキーワードは本当に徹底して「コンプレックス」なんです。
 コンプレックスの始まりは都立小石川高校へ転学してからです。当時の都立小石川高校といったら、いまの開成・麻布・武蔵の
私立御三家と同じくらいのすごい高校だった。東大にどんどん行く。そこにまず岩手から東北弁で現れた。話が通じません。
そこで味わったコンプレックスを東大受験で見返そうと思ったが、東大に落ちて浪人。ところが二浪しても受からなかった。
やむを得ず慶応に行きました。慶応に行って、そこで彼は考えた、司法試験を受けようと。司法試験を受けて見返そう。
東大卒業したって司法試験に受かるとは限らない。ところが司法試験も落ちた。
どうにもならなくなって、とにかく日大の大学院に行って司法試験を受けたけれども、やはりだめだった。
 だから、小沢さんが一番興奮するのは法律の話を出されたときです。
「法律論からいったらこうなります」といったら、小沢さんはものすごく興奮する。「それ、君おかしいよ。そんなはずないよ」
というんだけど、「どこがおかしいんですか」というと、答えられない。「帰れ!」
2日たってから呼び出しがあって、「君ね、このあいだの件は法律的にここがおかしいんだ」というわけ。
 そんなのすぐわかるわけですよ。弁護士だか法務省だか誰だか知らないけども、呼びつけて丸暗記したやつを言ってるだけであって、
それは面白いほどそうなんです。だからわれわれのひそかな楽しみとして、小沢さんに会うと必ず法律論をひとつ言うわけです。
「小沢先生、銀行法からいったらこうでございます」とか、「財政法からいったらこうでございます」とか。
いまだにですよ、新進党の党首になったいまだに興奮する。
 「君は法律というものがわかってない!」面白いね。