湖南-済州間海底高速鉄道、調査予算要求 【光州日報配信 東亜日報】
http://localen.donga.com/feed_view/news/3/01/20091216/24840434/1&top=1 尹増鉉長官“未来ビジョンに必ず必要”。研究調査費、来年予算に反映期待
‘湖南(ホナム)〜済州(チェジュ)海底高速鉄道’建設が現実化される可能性が高まった。
15日民主党イ・ヨンソプ議員(光州)によれば、尹増鉉企画財政部長官が14日の国会予算決定特委で‘湖南〜
済州海底高速鉄道妥当性研究調査事業費反映要求’に対して、“湖南〜済州海底高速鉄道妥当性に対する
研究調査は早く始めておくことが必要だ”と肯定的に答えた。
尹長官はまた、“関連部署と協議して小委員会で一度議論してみれば良い”として、“私たちの未来ビジョンにも
必要な部分だ”という立場を明らかにした。このような尹長官の返答はイ議員が“‘湖南〜済州海底高速鉄道’は
着工から完工まで相当な期間が必要とされるため、未来を準備する次元で来年から研究調査を必ず施行しなけ
ればならない”として、妥当性研究調査費10億ウォンの来年度予算反映を要請したのに伴ったものだ。
これにより観光・物流の革命が期待される湖南〜済州海底高速鉄道建設事業が現実化されるのか注目される。
昨年の韓国交通研究院研究結果によれば湖南〜済州海底高速鉄道は総延長167kmで、木浦(モクポ)〜海南
(ヘナム)は地上区間で66km、海南〜甫吉島(ポギルド)は海上橋梁28km、甫吉島〜湫子島(チュジャド)〜済州
(チェジュ)は海底トンネル73kmだ。
事業費は地上区間2兆8千億ウォン、海上橋梁3兆ウォン、海底トンネル8兆8千億ウォンなど全14兆6千億ウォンが
投入されて、妥当性調査期間を含んで総11年が必要とされると予想される。
海底高速鉄道が完工する場合、木浦から済州までは40分、ソウルから済州は2時間26分で到着する。交通研究
院はまた、観光・物流誘発需要を考慮すれば経済性もあり、現在の国内技術でも海底トンネル掘削が可能で、済州
道の地質状態も良好なものと分析した。
イ議員は“湖南〜済州海底高速鉄道事業は、湖南高速鉄道を済州までの海底トンネルに連結するということに
よって、湖南が国土南端の終着駅でなく国際自由都市済州を連結する関門の役割になるだろう”として、“後れた
湖南圏の地域発展を促進し、済州道を国際自由都市へ育成するのに大きく寄与するだろう”と強調した。
イ議員はまた“世界各地で推進されている海底トンネル事業の模範事例になって、韓国が海底トンネル技術の先進
国家へ跳躍する契機になるだろう”と付け加えた。