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米ITC “三星LCD製品輸入禁止決定” 【東亜日報】
http://news.donga.com/Economy/New/3/01/20091110/24004766/1 シャープの特許権侵害判定..オバマ大統領裁可後発効
三星"回避製品開発、米国販売に問題ないようにする"
三星電子が米国市場でLCD(液晶表示装置)特許権侵害可否をめぐって日本の競争業者であるシャープと
繰り広げた争いで負けた。これに伴いLCDを利用したTVとコンピュータモニターのような三星電子製品の対米
輸出に、支障が出ると憂慮されている。
米国国際貿易委員会(ITC)は、シャープが側面視野角などを改善する自社のLCD特許技術を侵害されたと、
昨年に三星電子を相手に提起した訴訟で、シャープの訴えを認めたとブルームバーグ通信など米国報道機関
らが10日報道した。
ITCは三星電子がLCDモジュール技術などと関連したシャープの特許技術の侵害が認められるれるとし、問題に
なったLCDを採用した三星電子のTVとコンピュータ モニターの輸入を禁止しなければならないという決定を下した。
ITCは三星電子がバラク・オバマ大統領の裁可を経て今回の決定が確定する時まで、該当製品を米国で輸入販売
しようとするならば、製品価格に該当する担保金を預けておかなければなければならないと付け加えた。
今回の決定はグローバルLCD市場で激しく競争する三星電子とシャープが、LCD技術関連の特許権を互いに
侵害したと主張して2年間にわたる訴訟中に出てきたものだ。
三星電子はこれまでシャープを相手にした4件の特許権侵害訴訟のうち1件は、6月に最終的に勝訴して三星電子
特許技術が適用されたシャープのLCD TVとコンピュータ モニターなどの米国輸出が禁止された。
(1/2) つづきます
>>168 つづきです
しかしシャープも三星電子から特許権4件を侵害されたという訴訟を提起して、自社に有利なITCの予備判定を受け
取ったのに続き、今回の判定でも良い結果を引き出した。
今回のITC決定はオバマ大統領の裁可を経て効力が発生するため、オバマ大統領が公益に反するという判断を
下す場合には、ITC決定を翻すことができる。
ITC決定が大統領裁可を受けるまでは通常2ヶ月程度かかることから、輸入禁止効力が発生する時期は来年1月
頃と予想される。
三星電子関係者は"今回のITC判定結果を尊重する"として、"オバマ大統領の裁可が出てくる時まで特許侵害
論議を避ける技術などを活用して、米国市場で該当製品の販売に問題が無いようにする"と話した。
業界専門家たちは三星電子が特許権侵害判定が下された技術を用いず、他の技術を適用して製品を作れるために
今回のITC判定は三星電子の対米輸出に及ぼす影響が大きくないと展望している。
一方三星電子は9月から特許紛争を避けるために、明るさと応答速度を高めた新しい方式のLCDパネルを46インチ、
52インチなど大型TVに適用して量産を始め、年末まですべてのLCD TVにこの方式のパネルを適用する計画だ。
三星電子は新しいLCDパネル技術を適用したTVなどを生産するということにより、LCD部門での各種特許紛争を
自然に克服できると期待している。
(2/2) 以上です
,(V) (V) 、
ミ( ゚w゚)彡 <特許侵害で不当に得た収益は?