「10mlバイアル認めたのは前政権」−舛添前厚労相答弁に、足立政務官
ttp://lohasmedical.jp/news/2009/11/06220701.php 厚生労働省の足立信也政務官は6日、同日の参議院予算委員会での舛添要一前厚労相の
答弁についてコメントし、「質問の中で、前政権では(10mlバイアルの導入を)認めて
いなかったのに、政権が代わって認められたという内容の質問がありましたが、そこは
事実と認識が違う」と述べた。(熊田梨恵)
同日の記者会見で、次のように述べた。
「本日予算委員会で、舛添前厚生労働大臣から、ワクチンの10ミリバイアルについての
ご質問がございました。その中で、汚染の危険性とか、針を刺す回数が増えれば汚染の
機会は増える。これは私も舛添前大臣と認識は共有しております。しかし、その質問の中で、
前政権では認めていなかったのに、政権が代わって認められたという内容の質問が
ありましたので、そこは事実と認識が違うということがありましたから、その点だけ最初に申し上げます。
10ミリリットルのバイアルを作って、そのことによって接種する人が増えるんではないかという
検討は、8月31日と9月2日に開催された専門家の意見交換会で出てきたことでございます。
そして、その意見の内容を厚生労働省としてまとめ、パブリックコメントを9月6日から13日まで
行いました。そのパブリックコメントの中に、『可能な限り10ミリリットルバイアルによる効率的な
接種を行う計画を策定し』と書かれております。ご案内のように、パブリックコメントの時期、
これは前政権下でございます。9月16日に鳩山内閣が発足いたしましたけれども、
そのパブリックコメント、厚生労働省の方針を受けて、ワクチン製造企業から今年度の生産の
見込みが提示されたのが9月18日、でございます。それで(年度末までに可能なワクチン確保量が)
2700万人ということが明らかになってきたわけです。ですからちょうど、10ミリリットルバイアルを
導入することについては前政権下ですけども、その数、生産見込み等は政権交代の時期で
あったという、多少混乱があったのではないかという認識にですね、という気がいたしております。
それは資料として参議院厚生労働委員会の方に、提出する予定でございます」
→つづく