>>668 経産省の事務次官もこう言ってたしなぁ。
Q: スマートグリッドという言葉が使われていて、それがあたかもオバマ大統領のグリーン政策の一つの柱のように言われていますけれども如何でしょうか。
A: それは間違いだと思います。スマートグリッドというのはどちらかというと、米国の送電網が相当つぎはぎだらけで、よく大停電を最近起こしていましたから、
そういった面でインフラ整備をしなければいけないということも一つだと思います。送電網の整備、系統運用のところだと思います。その点、日本の送電網というのは、
よく比較されるのですけれども、しっかりしているというところがありますから、重点の置き方は違っていると思います。あれはグリーンエネルギーではなく、むしろ、
もっと直裁に太陽光や風力などの新エネルギーみたいなところについての投資部分は確かに入っていると思います。あのスマートグリッドのところの投資金額というのは
尋常ならざるものがあると思います。これはやはり近い過去に、何回も大停電を起こしておりますから、そういった面で、これから米国がインフラ整備を再整備して
おかなければいけないという非常に重要な部分であると思います。そういった点に景気対策として日本で需要を見つけようとすると、比較的少ないのも事実だと思います。
もちろん、送電網について、電力会社は着々と投資は続けていると思いますし、それから前にさんざん話題になりましたけれども、基幹送電網は旧電源開発が整備した
というところも、かなりしっかりした部分はありますから、そういった点の差はあると思います。
http://www.meti.go.jp/speeches/data_ej/ej090219j.html