★喫茶居酒屋「昭和」参百七日目

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988地球の裏側 ◆/lYVcP7um2
えっと、これまで判った情報整理。

1、関門海峡は追い越し禁止ではない。
2、水先人乗船義務は10,000トン以上の貨物船、3,000トン以上のタンカー。
3、100トン未満の小型船は右舷-右舷の行き会い可。

この辺の情報は
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/kanmon/
にあります。航路情報/事故防止です。

ともあれ、この韓国船は関門港への寄港は予定していない通過船です。
ですから、追い越しまたは追突回避以外での航路変更は、意図して護衛艦へ
突入した、と言われて釈明できません。(航路図を見ると、意図しているよう
に見えてしまいます。明確な進路変更の目的が説明できなければ、大きな問題
になるのではないでしょうか。)
ですから、意図はどうであれ、進路変更の目的が追い越し、衝突回避とする
以外に無いと思います。

「くらま」が避けきれなかった、という報道は、単純に特殊平水海域を知らない
と公言しているに過ぎません。関門海峡では、寄港以外の目的で航路帯横断は
法的に禁止されています。関門通狭の際、旗琉信号によりその目的地を明確に
することが義務づけられています。またマーチスに対する通報も義務づけられ
ています。NHKのカメラによる映像では、衝突地点は下関側であり、爆発が衝突
の後、どのくらいで発生したのかは不明ですが、爆発地点は下関の沿岸から
至近の場所で発生しています。これらを勘案すれば、少なくとも「くらま」
が取っていた航路はかなり下関よりだったと推察できます。
また、貨物船の損傷具合から、衝突時の「くらま」はほとんど行き足(速度)
が無かったと考えるのが合理的です。韓国船が左舷側飛び出しの後、さらに
左舷回頭しなければ、衝突は発生しなかった、と合理的に推定可能です。
また「くらま」には右舷側にほとんど回避余地がありません。つまりぶつかる
つもりで来たら、逃げられないという事です。これをどう考えるかは皆さんに
お任せします。おいらは故意衝突に掛け金を積む余地はあるような気がします。