"為替レート効果終わり"企業ら非常モード
アジア経済|キム・ヒョンジョン|入力2009.09.28 11:43
http://media.daum.net/economic/view.html?cateid=1038&newsid=20090928114314468&p=akn ドル対比で韓国ウォン価値上昇により、ウォン・ドル為替レートが、各企業らの今年の下半期
予想平均為替レートのマジノ線に近づき、業界の緊張感が高まっている。
これに伴い、今年の前半期'為替レート効果'を正確に享受した、現代・起亜車と三星電子、
LG電子などの大企業は、技術革新と原価低減活動、海外工場稼動率の上方修正などに、
速度を出している。 昨年KIKOなどのファンヘッジ商品で、大きい損失を出した中小企業の
場合には、与信期間の短縮や、ドルで代金を払うなどの対策を工夫している。
http://photo-media.daum-img.net/200909/28/akn/20090928114314169.jpg ◆"為替レート効果終わった"大企業'非常' =輸出比重が80%に肉迫する、現代・起亜車の場合、
今年の下半期ウォン・ドル為替レートの予想を1180ウォン〜1240ウォンで整えた状態だ。 この
会社は、韓国ウォンの価値が、10ウォン上がる時ごとに2000億ウォン(現代車1200億ウォン、
起亜車800億ウォン)程の売り上げが、減少すると分析している。
これに伴い現代・起亜車は、去る2007年から非友好的な為替レートの変化の要素に備えて、
稼動に入った、技術費用革新(TCI)プログラムを、もう少し綿密に運用する方針だ。 合わせて
韓国ウォン価値の変動と、関係がない海外生産工場の活用度を上げるために、稼動率を高める
方案を検討中で、為替レート動向により当初来年に予定された、起亜車米国、ジョージア工場
建設を操り上げる方案も具体化されるものと見られる。
去る2分期に、史上最大実績を記録した三星電子も、やはり国内で生産される高付加価値製品
群の相当数を輸出しているため、為替レートの変動を注意深く観察している。 しかし輸出競争国
が日本であることを勘案し、ウォン・ドル為替レートと共にウォン・円為替レートにも、注目している
というのが関係者の説明だ。
会社の関係者は"産業構造高度化の成果により、為替レートが落ちても価格を上げることが
できる余力があり、採算性の悪化をある程度相殺することができる"とし、"製造競争力を高める
方案によって、競争力を確保するだろう"と強調した。
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